元AKB48メンバーで、女優・歌手として活動していた小野恵令奈(20)が芸能界を引退することが3日、わかった。所属事務所が公式サイトを通じて発表したもので、本人の意向により7月15日をもって所属契約は終了、そのまま引退する。小野は「みなさんに出会えた事、過ごした時間、幸せでした」とコメントしている。

 小野は、AKB48の第2期生として2006年にデビュー。2010年に卒業するとともに芸能活動を休止。2011年には活動を再開しワーナーミュージックジャパンからソロ歌手デビュー。その年の日本レコード大賞で新人賞を受賞した。定期的に新曲を発表するとともに、女優業などにも活動の幅を広げ、活躍していた。

 所属事務所は今回の芸能界引退は小野本人の意向であると説明。7月15日付で契約を終了し、そのまま芸能界を引退することを発表した。

 小野は公式サイトを通じてコメントを発表。「突然のご報告となり、皆様にご迷惑とご心配をおかけすることになってしまい、ごめんなさい」と謝罪したうえで、これまで振り返りながらファンや関係者に感謝の言葉を綴った。

 この中で小野は「憧れであった仕事だったからこそ、無我夢中でいられた反面、思春期を経て色々と考える様になった自分がいることに気づきました。20歳に近づくにつれて、その想いが強くなっていき、自分自身と向き合って考える時間も増えていきました。そして、新たな夢や目標が出来て今回の様な決断をさせて頂きました」と新たな目標が出来たことが引退の理由の一つであるとも述べた。

 12歳で芸能界入りし8年間活動をしてきた小野は「本当に沢山のファンの方々や関係者、スタッフの皆様の支えや応援があったからこそ、今に至るまで私は、素敵な芸能生活を送らせて頂けたと本当に本当に心から感謝しています」と感謝の言葉を送った。

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元AKB48小野恵令奈が芸能界引退を発表

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