長澤まさみ、ベッドで川の字に眠る：『MOTHER マザー』場面写真解禁

　長澤まさみ主演、阿部サダヲ共演の映画『MOTHER マザー』（森立嗣監督）シーン写真がこのほど公開された。

　【写真】うつろな目でタバコをふかす“秋子”を演じる長澤まさみ

　本作は、『新聞記者』などで知られるプロデューサー・河村光庸氏が、実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て、『日日是好日』の大森立嗣監督とタッグを組み、新たな物語として映画化。

　主演の長澤まさみは、シングルマザーの秋子を演じ、社会の闇へ堕ちていく母親に挑戦。秋子と内縁の夫になるホスト・遼は阿部サダヲ。秋子の歪んだ愛情しか知らずに育った17歳の少年・周平を、本作が初オーディション初スクリーンデビューとなる新人・奥平大兼が演じる。

　今回解禁されたシーン写真は合計８点となる。

　「身内から絶縁され、社会から孤立していく、後戻りのできない秋子（長澤まさみ）と周平（奥平大兼）が二人で橋を渡る」シーンや、「子供たちのそばにいながらも、心はその場所になく、うつろな目でタバコをふかす秋子」、「転々と流浪する生活を送る秋子と子供たちが、ラブホテルのベッドで川の字に眠る」姿、「秋子の母親（木野花）の前で思いつめた表情で座る周平」、「秋子の家に転がりこんだ遼（阿部サダヲ）が、幼少期の周平（郡司翔）を茶化すように笑う」シーン。

　そのほか、児童相談所の職員・亜矢（夏帆）が周平たちの力になろうと相談にのる様子や、行くあてが無くなった秋子が、住処を得るためラブホテルの従業員・赤川（仲野太賀）を挑発する場面写真も解禁。

　『新聞記者』（19）、『宮本から君へ』（19）の映画会社スターサンズと、『日日是好日』（18）の大森立嗣監督がタッグを組み、母親役に長澤まさみ、内縁の夫役に阿部サダヲ、息子役に新人・奥平大兼を迎え、実際に起きた事件に着想を得て、新たな物語として送り出す衝撃作『MOTHER マザー』は、今夏全国公開される。