5人組ダンス&ボーカルグループの超特急が13日、手洗い動画『PPAP-2020-』とコラボレーション、新型コロナウィルスの感染拡大を防止すべくピコ太郎が発表した動画にならい、メンバー全員が自宅で“ウォッシュハンド”しながら、アグレッシブに歌い踊る動画をYouTubeに公開した。

 動画内で使用されているカラオケ音源は、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が自ら提供したもの。本家のお墨付きによる豪華コラボで、自粛生活が続く世の中を明るく照らす。

 この企画、実はメンバー主導によりインスタグラムの配信から生まれた、いわば“偶然の賜物”である。以前、テレビ番組で古坂と共演していた超特急のリーダー・リョウガが4月にインスタライブを行ったところ、そこに古坂が乱入。コラボトークを進めていたところ、ダンスリーダーであるユーキが“超特急みんなで『PPAP』を踊りたい”とコメントし、“それなら、ぜひ新しく振りをつけてほしい”と古坂が提案して、協力を申し出たという流れだ。

 そうして出来上がった『PPAP-2020 BT ver.-』では、メンバー全員が自宅の室内で、ピコ太郎のトレードマークである金ピカ衣装にサングラスを着用。曲の前半ではオリジナルの振りを完コピしつつ、後半では華麗なターンやキレの良いアクションなど、スキルフルな動きで古坂の要望に応えている。振り付けを手掛けたのは、ユーキだ。

 自粛生活中での撮影ということで、自宅のカーテンやクーラー、テレビなどが映り込んでいるのも、こんな状況だからこそのファンには嬉しいサプライズ。裸足や靴下、スリッパで踊る5人の姿がコミカル&ポップに切り抜かれ、組み合わさって、超特急ならではの遊び心を表現している。また、最後の最後までピコ太郎へのリスペクトにあふれたパフォーマンスや5人の歌声、さらに某メンバーの身体を張ったシーンも。

 『PPAP-2020-』は2016年に世界中で大旋風を巻き起こした『PPAP』の最新バージョンで、今年の4月に公開された。おなじみのリズムとメロディに合わせ、厚生省のガイドライン通りにピコ太郎が手を洗う動画は話題を呼び、現在950万回再生を突破。すでに国内外から振りコピー動画が数多く投稿され、海外でもニュースになるなど、再び大きなムーブメントになっている。

3号車リョウガ コメント

 これは言うなればピコ特急なのか、それぞれが自宅で思い思いに撮影した力作が混ざり合い起こす化学反応はどこまで届くのか。さぁ、Justin Bieberさん。拡散は頼みましたよ(^o^)

5号車ユーキ コメント

 古坂大魔王さんと超特急リョウガとのインスタライブの中でひょんなことから生まれた「ピコ太郎PPAP-2020-」超特急バージョンが遂に完成しました! 本家をリスペクトしながらも超特急なりの全力表現を是非お楽しみください。おうち時間にこの動画みて僕たちのマネをして一緒に踊っちゃおう♪

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