ポール・マッカートニー、都内の病院で治療

ポール・マッカートニーの公式サイトに発表された「日本からの声明文」

 ウイルス性炎症を患い日本ツアー全公演を中止した元ビートルズのポール・マッカートニー(71)が、都内の病院に入院し治療を続けていることがわかった。現地時間22日にポールの公式サイトで掲載された声明文で明らかになった。

 声明文では「治療に成功」という言葉が使われており手術を受けた可能性もある。現在は回復に向かっており、完治に向けては数日間の静養が必要とも伝えている。

 これまでに各紙が報じたところによれば、ポールは来日後、ウイルス性炎症を発症し下痢や嘔吐がひどく17日国立競技場公演の前日まで静養していたが、回復へと向かわずに断念。それでも開催に望みをかけて17日公演を19日に振り替えることを当初は発表していた。

 日本ツアーには48年ぶりとなる日本武道館公演も組まれていたが、武道館公演を含む日本ツアー全公演の開催中止を余儀なくされた。また、日本ツアー後に予定されていた韓国公演も取りやめた。

 一方、ファンからは快方を願う応援メッセージが多く寄せられているようで、ポールはこの声明文でも「世界中のファンから寄せられた温かいメッセージと励ましに大変感激しています」と心を打たれている様子を綴っている。

 日本公演の再開催についてはポールも望んでいるとも伝えられ、早期実現に向けてツアー主催者とアーティスト側で協議を進めることが発表されている。

 また、今回のツアーには米国公演も組まれており、6月14日から始まる米国19公演を回る予定。先ずは体調重視に、元気な姿でパフォーマンスを繰り広げられることを世界のファンは望んでいる。

この記事の写真
ポール・マッカートニー、都内の病院で治療

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)