吉澤嘉代子

 バカリズムが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した、「架空OL日記」(小学館文庫・全2巻)。2017年にバカリズムが原作・脚本・主演を務め話題となった連続ドラマが遂に実写映画化され、2020年2月28日に全国公開することが決定した。

 ドラマ版でバカリズムのOL仲間を演じていたキャスト陣(夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子)に加えて、シム・ウンギョン、坂井真紀、志田未来、石橋菜津美の4人の出演が発表され、バカリズム演じる私とどのような化学反応を起こすのか話題を集めている。

 そして今回、ドラマ版で主題歌を務めた吉澤嘉代子が本作でも担当し、曲も「月曜日戦争」の続投が決定した。

 吉澤が初のドラマ主題歌として書き下ろした「月曜日戦争」は、週の始まりである憂鬱な月曜日と戦う等身大のOLの姿を歌い上げており、映画の主題歌としても使用されることが期待されるほど多くの女性から支持を得ている。

 吉澤は「やったー!!! と思いました。もういちど求めてもらえたことに、ふたたびあの世界のひとつになれることに、つくり手としての喜びを感じました」と本作でも主題歌を担当することになった喜びを語った。

 バカリズムも「もはや『架空OL日記』になくてはならない曲で、『月曜日戦争』も含めて『架空OL日記』というイメージです」とコメントしている。

 吉澤は改めて「今回劇場版の主題歌として映画に寄り添えるようアコースティカルに再録しています。いつまでも見ていたい花園の続きがついに公開されます。ぜひ、エンドロールまでお楽しみください」と語っている。

 さらに本作のムビチケが11月15日より全国の上映劇場にて発売することも決定した。数量限定特典としてミニクリアファイルがプレゼントされる。『架空OL日記』の世界観を表すデザインとなっている。

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