メンバー各々のカラフルな一面
――転校少女*のコンセプトはどのようなものなのでしょうか?
岡田夢以 エモーショナルかつ文学的な楽曲をパワフルなステージングでお届けする7人組です。歌詞は、小説をモチーフにしていたりもするんです。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『星の王子さま』のオマージュもあるのが本作のリード曲「星の旅人」なんです。
――みなさんは文学、小説などが好きなのでしょうか?
塩川莉世 中学生の頃からケータイ小説が大好きです。今でも見ます。
――他にみなさまの好きなことや特技は?
松井さやか 弾き語りが特技です。前から歌うことが好きだったんですけど、去年弾き語りを始めて自分で曲を作ったりしています。アコースティックライブを莉世と2人でやることになって、きっかけを頂いたのでそこからです。一時期は4カ月くらい毎日カバー動画をTwitterに上げたりしていました。あと、レコーディングのときはハモりパートをその場で作ったりしています。
――寺田さんは、プロフィールに「場の空気が読める」とありますが?
寺田葵 メンタリストみたいな力があるわけではないんですけど、三姉妹の末っ子で昔から怒られたりするのを避けて通ってたりしていたんです。「これ以上言ったら怒られるな」とか、何となくわかるんです。そういう空気を読みながらやってきたので、人を見ればなんとなく「こういう性格なんだろうな」とか読めるようになってきたんです。
――人の感情に敏感だと、ちょっと辛い部分もあったりしませんか?
寺田葵 あります! 裏読みし過ぎちゃうんです。例えば「全然大丈夫」って言われても「根ではこう思っているな…」とか。
小倉月奏 勘が鋭いんです!
松井さやか ほとんど当たるんです。「これはこうだと思う」って言うのが当たるんです!
――凄い能力ですね…では小倉さんがハマっていることは?
小倉月奏 一人焼肉です。ご飯は一人で何でも行けるタイプなんです。みんながワイワイしているなかで一人で焼肉を焼いて食べているというのがけっこう恥ずかしかったんですけど、もうファストフードみたいな感覚です。いまはカウンターが仕切られているお店もありますし。
――塩川さんの特技は?
塩川莉世 特技をずっと探していたときに「ギターを始めたら?」と言われて、それからギターをやるようになりました。最初は凄く難しいと思ったんですけど、「自分の特技にできる」と思ったときからメチャクチャ練習して弾き語りができるようになりました。
――途中でつまずいたりしませんでしたか?
塩川莉世 しました! 「F」のコードが難しくて…いまの課題でもあるんです。
――岡田さんが最近あった嬉しいことは?
岡田夢以 ゲームなどのコンテンツを手がける会社のブシロードさんの『D4DJ』という新プロジェクトが始まって、それで水島茉莉花という役をもらえたことです。
――小西さんがハマっていることは?
小西杏優 咀嚼音を聴くことです! YouTubeなどに咀嚼音を鳴らす動画が色々あるんです。“ASMR”(聴いて気持ち良いと感じる音や感覚)というんですけど、そういう音フェチみたいな感じです。スライムをブチブチやっている音とか、ご飯を食べている音とかを聴くのが好きなんです。
――そういった音を聴くと心地良い?
小西杏優 リラックスして眠たくなってくるんです。YouTubeなどに上げている人は音を綺麗に出すのでずっと観ちゃうんです。
――上原さんの特技は?
上原わかな キックボクシングをフィットネス感覚でやっていたんですけど、いつの間にか男性と戦ったりするくらいになりました。けっこうガチでやっていて(笑)。
――男性とスパーリングをするとは凄いですね。
上原わかな キックボクシングをやっているとスッキリするんです。ハイキックを顔面に食らうときもあるので、あまり試合には出ないようにしています。本当は出たいんですけど(笑)。
――みなさん色んな一面を持っていますね。ところで、転校少女*初のラジオ番組FM FUJI『転校少女*の土曜授業』はどのような内容でしょうか?
塩川莉世 私と松井さやかの2人で主に担当していて、メンバーをゲストで呼ぶというかたちなんです。
松井さやか 2人が日直というような役割で、リスナーさんはクラスメイトという設定で土曜授業という感じでやっています。“スクールカウンセラー”という相談に乗るコーナーだったり、“クラスメイトは見た”という、ライブ中にファンの方が気になったことを募集して授業で解説するコーナーだったりと、クラスメイトのお便りで放送内容が広がっていく感じです。メンバーそれぞれにクローズアップしたり、普段では知れない内容の放送になっています。ラジオでしか言えない初出しという情報も絶対に1つは入れるというルールがあるので、これを聞いている人しかわからないことがたくさんあります。