Pimm's、メンバーの絆が生む音楽 郡司英里沙「Pimm'sは青春ではなく人生」
INTERVIEW

Pimm's、メンバーの絆が生む音楽 郡司英里沙「Pimm'sは青春ではなく人生」


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:19年10月07日

読了時間:約10分

 アイドルグループのPimm'sが10月8日、2ndミニアルバム『LOVE AND PSYCHO』をリリース。今作は新曲6曲をふくむ意欲作。今作について「“ミクスチャー・ロックのPimm's”というスタイル」が際立ったと話す彼女たち。先日、リーダー・郡司英里沙が12月に卒業、そして体調不良のため2カ月の休養を取るという発表でファンも心穏やかではなかった。同時に新メンバーのオーディションも発表され、新たな旅立ちへの意気込みを感じさせる作品とも言えるだろう。今回のインタビューでは、郡司本人にもその心境を聞くとともにメンバーに作品への想い、これからの活動についても話を聞いた。【取材=平吉賢治】

新体制から半年以上が過ぎたPimm'sの現在の雰囲気

――いまグループはどんな雰囲気ですか?

郡司英里沙 アイドルという枠から超えたいという思いを目標にしていて、対バンライブでもアイドルをしているだけだったら絶対に出会うことのないアーティストさんやバンドさんとも一緒にやらせて頂いています。

郡司英里沙

栗田麻理 メンバーの雰囲気はとても楽しいです! 凄く元気なグループでして。それぞれの個性が強いんです。

栗田麻理

――新メンバーの山田さんも楽しいですか?

山田南実 楽しいです。みんなと会うと元気になります…。

山田南実

栗田麻理 本当にそう思ってるのか(笑)。

――新メンバーとなって半年少々、馴染んできましたか?

山口紗弥 ダンスとか覚えるのが凄く早いんです!

山口紗弥

――何曲も覚えるわけですから大変ですよね。

山田南実 20曲くらいです。

川崎優菜 逆にこっちが教えてもらったりすることもあるくらいなんです。

川崎優菜

郡司英里沙 紗弥と南実ちゃんは幼少期からダンスはゴリゴリなんです。

小林智絵 もう私達の先生ですよ。

小林智絵

郡司英里沙 グループにすぐ打ち解けるどころか、こっちが教えてもらうくらいで。助けられています!

――自身としても、グループとしても成長は見られていると感じますか?

山田南実 「いまは頑張らなきゃ」という気持ちしかないんです。いままでサポートでしかやってこなかったんですけど、自分も前に出てみようと思えるようになりました。

――良い感じの雰囲気ですね。栗田さんはムードメーカーのような感じで。

郡司英里沙 見ての通りです(笑)。でも実は真由もうるさかったりするんです。テンションの上げ下げが激しくて。

小林智絵 真由はサイコパスなんです。

新谷真由 そんなことないと思ってるんですけどね!

新谷真由

山口紗弥 しかも最近の真由は反抗期なんです。それで独り言も多いし…。

小林智絵 電車に乗っている時に座りながらケータイ見て爆笑してるんですよ。

――ちょっと怖いですね(笑)。

新谷真由 あと、電車で急に泣き出しちゃったりします。情緒不安定なんです…。

川崎優菜 泣いてる、笑ってる、と思ったら急に「なんなんだよ!」とか言ってきたり。

――今作のタイトルは新谷さんにハマるかもしれませんね。

栗田麻理 『LOVE AND PSYCHO』に“サイコ”って入ってますね(笑)。

新谷真由 そうかもしれません(笑)。

――新谷さんは今作についてどう思いますか?

新谷真由 「Damage」の<キミを殺す妄想>という歌詞が好きです! プロデューサーさんから「ここは真由ちゃんが歌いそうな感じだね」って言われてたんです。ピッタリ過ぎてめっちゃ大好きです。

栗田麻理 歌詞があがってきた時点で「ここは真由ちゃんだ!」って(笑)。南実ちゃんもサイコっぽいところあるよね?

新谷真由 この子は“不思議ちゃん”です。

山田南実 引きこもり…なのかな?

小林智絵 「休みの日なにしてた?」って聞いたら「ソファのこの部分から動かなかったです」と言ってたり。

栗田麻理 しかも「電気も点けずに夜が来るのを待ってた」って言うんです!

――最初に栗田さんが言った「それぞれの個性が強い」というのがよく伝わってきました(笑)。

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