GOOD ON THE REEL「唯一無二のバンドに」リスタートに懸ける気概
INTERVIEW

GOOD ON THE REEL「唯一無二のバンドに」リスタートに懸ける気概


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年09月23日

読了時間:約10分

ジャンルを超えていきたい

――さて、このアルバムのイントロダクションともいえる1曲目の「pupa ~eme~」は最後に収録することになったのでしょうか。

千野隆尋 この曲はライブのSEっぽい感じで入れたいなと思ってました。もともと1分半ぐらいあったんですけど、入れたい曲を選んでいたら、残り時間の関係でもともとの尺では難しかったので調整はしました。

――タイトルの意味は?

千野隆尋 タイトルの「pupa」はピューパでサナギという意味で、そのあとに続く「eme」はエマージェンスで羽化という意味なんです。そこから「素晴らしき今日の始まり」に繋がり、最後は「ハッピーエンド 」で終わるというライブを意識した流れにしました。

――最後にこれからのバンドを表すのに最適な言葉はなんだと思いますか。例えば今作にサブタイトルをつけるとしたら、どんな言葉をはめますか。

GOOD ON THE REEL(撮影=村上順一)

千野隆尋 10月2日に新宿BLAZEでおこなうライブ『GOOD ON THE REEL presents HAVE A “GOOD” NIGHT vol.84~vol.90 ~あらためまして~ Powered by Anker
』のタイトルにもなっている「あらためまして」というのがハマるかなと思います。

伊丸岡亮太 僕は“千野隆尋”ですね。千野が歌えばどんな楽曲であろうと全てがGOOD ON THE REELになるというのを、もっと発信していけたらなと思っています。なのでサブタイトルを今作につけるとしたら「GOOD ON THE REEL~千野隆尋~」です。

――フロントマンとしてプレッシャーもあるとは思うんですけど、千野さん、そう言ってもらえていかがですか。

千野隆尋 僕は以前から唯一無二のバンドにしたい、ジャンルを超えていきたいと思っていたので、そう言ってもらえてすごく嬉しいです。あらためて、その思いを胸にここから頑張っていきたいです。

(おわり)

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