国際パラ委副会長が新しい地図に感謝、パラリンピック認知度を「上げてくれた」
ドゥエーン・ケール副会長と新しい地図
東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベントが25日、代々木公園ほかで開催され、新しい地図の香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎、そして、国際パラリンピック委員会(IPC)ドゥエーン・ケール副会長が報道陣に囲み取材に応じた。
ケール副会長は「新しい地図のみなさんはパラリンピックの認知度をあげくれている。IPCとしてありがたいのは、いままでにいなかったオーディエンスにリーチし、興味を持ち始めている人が増えていること。更にパラリンピックの認知度を上げてほしい」と労いとともに期待感を示した。
また、「香取さんは平昌大会に来られて、そこでの体験が人生観を変えたとコメントされた。みなさんも実際に来てもらい人生観が変わるような体験をしてほしい」とし、改めて新しい地図に「お礼を言っても言い切れない。こころより感謝」と謝辞した。
副会長の言葉を笑顔で聴いていた香取は「光栄で嬉しい」とし「平昌大会前からパラスポーツを知ってもらいたくて、自分も知ろうとしました。実際に大会を見たことが一番大きくて、人生観が変わるというか、こんなスポーツがあるんだ、こんなハッピーで楽しいことがあるんだということを知れた。知ってもらいたくて発信してきたけど、全部を知らなくても2020年東京大会を見たことによってそこからの先が変わると思う」と語った。
草なぎは「いろんなイベントで選手と接する機会や対談することで、選手からエネルギーや勇気をもらえて、人生観がその都度その都度変わる自分がいる。来年はそういう瞬間がたくさんあると思う。僕らも応援しに行くのでぜひチケットを買ってほしい」と呼びかけた。
稲垣は「取材や試合会場に行って、パラスポーツを少しずつ勉強している最中。魅力があって最高。スポーツとして面白い。もともとの競技の内容は分かっているけど、パラスポーツになることによってルールが変わったり、細分化されて、新しいスポーツになる。楽しくて夢中。きょうで開催まで1年を迎える。多くの方々に会場に足を運んでほしいし、僕らも影響を受けているので、全力でサポートしたい」と意気込んだ。

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