EUPHORIA「関わった人達全てに幸せを」幻想的な存在として老若男女の憧れに
INTERVIEW

EUPHORIA「関わった人達全てに幸せを」幻想的な存在として老若男女の憧れに


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:19年08月24日

読了時間:約12分

世代を問わない魅力のグループ

――EUPHORIAは“王子様系”男装グループというスタイルですが、男装の魅力とは?

碧井湊都 自分が王子様として気をつけているのは、「立ち姿まで美しく、手先まで美しく、品性良く凛とする」という点です。

碧井湊都

翔咲心 王子様系って、男性では表し切れない上品さを男装で表せるのではないかなと思うんです。自分達が王子様を表現することによって、より遠い存在というか「いるかいないかわからない」という、幻想的な存在になれるかなと。

碧井湊都 リアルとはまた違うけど、いるという。3次元と2次元の間というか…。

――そういった存在を「2.5次元」というらしいですね。

碧井湊都 2.5次元的な格好良さと美しさと、王子様感と、という感じです。

海憧乙綺 やっぱり憧れる存在になりたいんです。イベントをやるショッピングモールなどでは親子連れの方々が多いんですけど、男の子のお母さんとかが「ほら! ああいうカッコいいお兄さんにならなきゃね!」と、言ってくださるんです。小さい子達にも俺達に夢を持ってもらえるような存在でありたいです。小さい子達の他にも、年齢関係なく夢を与える王子様でいたいです。

詩織叶逢 ヒーローとして存在していたいんです!

碧井湊都 見る人によって、憧れの存在だったり、恋愛対象だったり。年上の方々からは「頑張ってるね!」と、応援してくださる気持ちを頂いたり、そういう存在でありたいです。世代を問わないグループというのは強みだと思っています。

海憧乙綺 俺達で色んな感情が味わえるというのがいいんです。知れば知るほどたくさんの顔があるので、それを知って頂けたらいいなと思います。

――イベントなどは池袋でおこなうことが多いそうですね。

世梨沢伊織 そうです。週2で、月曜と金曜に池袋でトークイベントがあるんです。マルイさんとのコラボイベントで「まるまるゆーふぉりあ(EUPHORIA × マルイ、〇|〇|ユーフォリア)」という。絵しりとりをやったり、ゲームをしたり、毎回出し物を考えてやるイベントなんです。普通のリリースイベントとは別のコンセプトで色々やっているんです。

――池袋がホームグラウンド的でもあるのですね。

世梨沢伊織 レギュラー的で、ほぼそういう感じです。

――デビューシングル「NEW HORIZON」を最初に聴いたときの印象はいかがでしたか?

詩織叶逢 イントロから耳に入ってきやすいサウンドと歌で、凄くキャッチーだなと思いました。“NEW HORIZON=新しい地平線”という題名の通り、僕達のデビューシングルなので新しい一歩を踏み出すぞという気持ちが込められている曲だと感じました。歌詞も深くて胸が熱くなるんです。どこを取っても良いことばかりというか、力をもらえる歌詞です。

――特に気に入っている部分はありますか。

詩織叶逢 1番のサビの<躓いた日々も全て無意味にしないよ>という部分のソロパートを頂いているんです。ここは、いままでの辛いことや悲しいことを糧にして頑張ってほしい、という想いを込めて歌っています。そういう気持ちは自分自身にもあります。デビューシングルにふさわしいし、一生大事にしていく曲だと思います。

翔咲心 曲は爽やかで明るくて、歌詞も前向きなんです。ただ「頑張って!」という押しつけではなく、「こういうこともあったけど、それでも一緒に頑張って行こう」という、励ましが入っているんです。この曲は、聴くと勇気が出るんです。ダンスも一緒に真似ができるような振りが入っていて、ライブなどでもみんなが真似してくれて、とにかく楽しくて明るくて爽やかで、EUPHORIAにピッタリな曲だと思いました。

――みなさんの雰囲気にとても合っている楽曲という印象です。

碧井湊都 ありがとうございます! この曲の歌詞の<ほら絶対絶対絶対 夢は叶うはずだから>というのと、<叶えたいこの夢を…>という部分から「夢を夢のまま終わらせない」という熱い想いが伝わるんです。聴く度に「今日も頑張ろう!」とか、歌いながら自分達も元気をもらえる曲です。EUPHORIAの“多幸感・幸福感”というのも、まず自分達が元気で幸せじゃないとみんなで幸せになれないと思うから、その根本的な「自分達がまず幸せになる」ということから、みなさんを幸せにしたいという想いに繋がる曲でもあります。

詩織叶逢

――「NEW HORIZON」のミュージックビデオは突き抜けるような晴天のもとでみなさんの元気感が味わえますね。

世梨沢伊織 撮影の日は本当に信じられないくらい晴れてたんです。奇跡のように光が降り注ぐなかで青い海をバックにキラキラとした衣装で踊っている映像を観て、凄く綺麗だと思いました。EUPHORIAのキラキラ感、「NEW HORIZON」の楽曲のイメージそのままのMVに仕上がったと思います。夕日に切り替わるところではまた雰囲気がちょっと違って、夕焼けのなかをみんなで前を向かって歩いていくシーンがあって、そこからは力強さも感じられるんです。ただ爽やかなだけではなく、見どころがたくさんあります!

詩織叶逢 風や陽射しと戦いながらという大変さもあったんですけど、デビューシングルなのでしっかりとやって、「これだ!」というものが出来上がったんです。カメラが動くなかで「ダンスを間違えたら全体が止まっちゃう!」というプレッシャーもあったんですけど、撮影はその日を通して楽しかったという思いが一番です。もっとやりたかったくらいです。

――みなさん本当に活き活きとした笑顔でパフォーマンスされていましたね。

碧井湊都 撮影のときに「歌っててもいいよ」と言われたんです。だから歌ってやっていたら声が大き過ぎて「みんなの待機テントまで聴こえてるよ」って(笑)。

詩織叶逢 「何やってるんだろう?」って見に行きましたもん(笑)。

碧井湊都 マイクはないけどライブくらい歌っているので、それで活き活きと感じられたのかなと思います。自然と笑顔になる曲なので、これを観てみんなも笑顔になるんじゃないかなと思いました。

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