市川美織「あざとプリン」でイチコロ、「私から離れた方にも見てほしい」
元NMB48市川美織(25)が3日、1st写真集『PRIVATE』(8月7日発売、玄光社)発売記念イベントを開催。イベント前には囲み取材に応じ、撮影秘話などを語った。
AKB48、NMB48の活動を経て、2018年からは女優として活動する市川。今年2月に25歳になった彼女が挑んだ自身初の写真集となる。
プライベートでは家から出ることもなく、旅にも行かないという市川だが、今回は「レモン大使」を務める広島で、オールロケでの撮影に臨んだ。タイトル通りプライベート感を意識したといい、特に表紙は「旅感のあるカメラとふとした瞬間、気が抜けた瞬間と撮って頂きました。彼氏目線や友達目線、自然な表情が出ている」という。
今回の写真集は「全体的にいつもよりも笑顔が多め」で、その出来栄えも「笑顔満点」と自己評価。「笑顔が苦手で、カメラを向けられて笑った顔に自信が持てなかった。それでもいいねと言って下さる方も多かったので、笑顔の写真が多くいれて。それで笑顔満点です!」と笑みを見せた。
挑戦だったのは笑顔だけではない。25歳の大人な表情を見てほしいと際どいショットにも挑んだ。「フレッシュレモン時代を知っている方はドキッとすると思う。ナチュラルだけど大人っぽい。それと、私意外とお尻が奇麗だなと」と満足な表情。
なかでもお気に入りカットはプリンを食べる姿。唇についたプリンを手でふき取るカットで「私は『あざとプリン』と呼んでいて、あざとプリンをしたら男性はいちころ」と勧めた。その「あざとプリン」は相当お気に入りのようで「きょうの見出しは『あざとプリン』か、『笑顔満点』ですね! 『あざとプリン』を流行らせたくて…」とも。しかし、カメラマンがそのポージングを求めると「プリンがないから…」と恥ずかしがる様子も。それでも、はにかみ応じていた。
撮影地の一つ、大好きだという「うさぎ」がいる大久野島では癒され、尾道では雨上がりの撮影に「大人のしっとりとした街並みになっていて新たな発見があった」と振り返った市川。撮影の最後は海でのカットだったが「雲が多くて、陽がないと寒くて、良い写真を撮りたいし、太陽との戦いでした」。そこではずぶ濡れになっているが「良い笑顔をしていますけど、めちゃくちゃ寒くて、でも素敵な写真が撮れたので良い思い出になりました」と振り返った。
「応援してくれた方や、昔のアイドル時代を知っている方からすれば『これ誰?』と。違う人の感覚で見られると思う。私をもう一度好きなってほしい。離れた方にも見てほしい。最近知った方には堂々と見てもらって。写真集を見れば分かると思うので、気になったら見てほしい」と意外性が詰め込んだ今回の写真集。
25歳での初写真集となったこのタイミングにも触れ「まさかこの年になって出させてもらえるとは思わなかった。客観的に見つめられる良い機会。良い思い出になった。次は30歳になったら撮りたい、分岐点ごとに写真集を出せたら」と次なる展望も明かした。
今後の活動については「体当たりするような仕事を久々にしたいなと思っていて、『25歳はチェレンジしていくぞ!』とNGなしで頑張りたい。それと洋服が大好きでデザイナーに憧れるのでそういう方向にも」と語り、現在並行して活動しているVTuberを「世に広められたら」と意気込んだ。