IVVY「それぞれの持ち味を凝縮した迫力」ハイスペックな5人が放つ魅力とは
INTERVIEW

IVVY「それぞれの持ち味を凝縮した迫力」ハイスペックな5人が放つ魅力とは


記者:榑林史章

撮影:

掲載:19年06月29日

読了時間:約11分

 5人組ダンス&ボーカルグループのIVVYが6月5日、4thシングル「Light on fire」をリリース。前作に続き、オリコン週間シングルランキングでTOP10入りを果たした。ミュージカル『テニスの王子様』などで2.5次元俳優としても人気のTOSHIKIを筆頭に、全員が身長180センチ以上のイケメンというハイスペックでも注目を集める5人。「Light on fire」は、2010年のデビュー以来、彼らが武器にしてきたエモーショナルな歌、ラップ、ダンスという5人の個性が最大限に生かされたクールで激しいナンバー。インタビューでは楽曲について、それぞれが音楽以外にも持つハイスペックな特技について聞いた。【取材=榑林史章】

ただ激しいだけではない繊細さもある

――前回のシングル「First&Last」は、オリコン週間シングルランキングで7位と自己最高位を記録しましたね。

HIROTO 泣きました。10位以内を一つの目標にしていたので、それが達成出来たのは嬉しかったです。これを次に繋げていきたいです。

YU-TA それが、今の自分たちの自信に繋がっていると実感しています。

TOSHIKI やっぱり、「おめでとう」と言っていただくことが多いですね。ベスト10に入ることが出来たのは、僕たちだけの力ではなくて、みなさんのおかげでもあるので。一緒に勝ち取ったという気持ちがとても強い。でも、まだもっと上がありますから、そこに向けて頑張っていきたいです。

――プレッシャーを感じたりは?

HIROTO 応援してくださるみなさんや、支えてくださっているスタッフのみなさんに向けて、結果で恩返しをしないといけないという部分ではプレッシャーを感じます。でも自分たちが向かう目標に対してはプレッシャーは感じてなくて、むしろ必ず乗り越えなければいけない通過点だと思っています。

KENTO.i お客さんが背中を押してくれていますし、いい意味でプレッシャーを感じないくらい、自分たちにも自信が付いてきています。

――デビュー当時は、自信が持てなかった時期もあった?

TAIYU 以前は自分の踊りをこなすのに必死になりすぎて、満足のいくパフォーマンスが出来ていないと感じることも多く、反省の日々でした。特に僕は最後に入ったメンバーで、入る前からメンタルが強くなかったから。4人のおかげで成長させてもらえています。

――最新シングル「Light on fire」は、前回のバラードとは打って変わって、アッパーなダンスチューンになっています。非常に格好良い曲ですね。

HIROTO いろいろな引き出しを持ったグループになりたいという思いと、自分たちの最大の武器を、このシングルで前面に押し出せたらなと思って、今回こういうアッパーチューンをリリースすることにしました。

――最大の武器というのは?

HIROTO 僕らのグループには、ボーカリストとダンサーとラッパーがいるので、それぞれの持ち味を凝縮した迫力と言うか。それが今回の曲では、最大限に発揮出来ていると思います。

――歌ってみてどうですか?

YU-TA すごく熱い曲なんですけど、ただ激しいだけの曲ではないので、繊細に伝える部分は繊細さを意識します。でもライブでは、そういう細かいことも大切だけど、それ以上にパッションで伝えるという意識で、音源とは違った力強さを感じてもらえると思いますね。

――ボーカルは、ファルセットっぽく歌っているところがあって。

HIROTO そうですね。力強く歌うだけでは表現出来ないところもあるので、最初はすごく難しかったです。初めて聴いた時はシンプルに格好良いと思ったので、最初はとにかく格好良く歌おうとしていて。でも単にテンションを上げて歌っても聴いてくれる人には響かないので、冷静になるところは冷静になってという感じです。ディレクターさんからも「ここはセクシーに歌ったほうがいい」など、細かくディレクションしてもらいながら掴んでいきました。

――TOSHIKIさんは舞台もやっているし、台本を読むことも多いので、歌詞から様々な感情を読み取るのが得意なのではないですか?

TOSHIKI <かなりヤバイ危険な香りがする>という歌詞の部分は、自分から「ここを歌いたい」って名乗り出たんですけど、抑えながらも迫っていくような感じを意識して歌っていて。歌い分けも誰がどこを歌えば一番曲に合うのかを自分たちで考えて、それぞれの“らしさ”も感じられる歌い分けになっています。めちゃめちゃ熱い曲だけど、その中にセクシーさもあるし、個人的にも“どタイプ”の曲です。

――パート分けはどういう風に?

HIROTO 毎回自分たちでパート分けを考えているんですけど、メインで歌っている3人の個性がまったく違うから、送られてきたデモを聴くだけで、誰がどこを歌うかはっきり見えてくるんです。だいたい3人とも意見は同じだし、パート分けに困ったことはないですね。

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