コンプレックスが原動力、“塩顔”SALTY’s 音楽で決意表明「負けない」
INTERVIEW

コンプレックスが原動力、“塩顔”SALTY’s 音楽で決意表明「負けない」


記者:平吉賢治

撮影:SALTY's

掲載:19年07月01日

読了時間:約14分

“塩顔”のなかにも映えるカラー

小野竜輔(Ba.塩野)

小野竜輔(Ba.塩野)

――エアー・バンドということですが、西村さんは実際に演奏しているんですよね?

西村(塩チョ) 僕はガチなんです。レコーディングもサックスをほとんど吹いたり。

――小野さんはベースをあえて弾かない?

小野(塩野) そうですね。あえて弾かないようにはしていますね。実は…、ギターを始めようと思っていまして…。最近アーティストさんの知り合いが増えて、「教えるよ」って言ってくれたりするんです。SALTY'sではエアー・ベースなんですけど、個人的にはギターをやりたいなと。

――まさかの…ギターという。そもそも、小野さんの演奏のエアーぷりはさも弾いているように見せるスタイルというより、完全に演奏していないという類いのアクションですよね。逆に潔くも感じますが。

小野(塩野) 正直、色んな音が鳴っていると、ベースの音はどこ? ってなるんですよ。自分はどこで腕を振ればいいのか、わからないというか…(笑)。

――ベースの音域がちょっと掴めない?

小野(塩野) そうですね。逆モスキート音みたいになってますね(笑)。

松村(塩村) 逆に若い人には聴こえないというね(笑)。

――一方、小澤さんのプロフィールに“サイコ系塩顔”とありますが、何かしらに異常をきたしている?

小澤(塩澤) これ、おかしい話なんですよ。リーダーが考えたプロフィールなんですけど、自分のことを“KING OF 塩顔”と言ってるし…。

小野(塩野) よく言えるよな(笑)!

小澤(塩澤) 僕は別にサイコ系でもいいんですよ、正直。でも“クレイジー系塩顔”もいるじゃないですか? ちょっとかぶってるんでよ!

――松村さん“KING OF 塩顔”、小澤さん“サイコ系塩顔”、西村さん“クレイジー系塩顔”、小野さん“キュート系塩顔”とありますが、こうして対面すると全てピンときますが(笑)。

小野(塩野) じゃあ大丈夫です。

小澤(塩澤) でもサイコ系が「異常をきたしている?」という質問に対しては「違います」と答えたいです!

松村(塩村) ほぼ間違えではないですよ。前に、マンションで「なあ松村、俺がここから飛び降りたら笑ってくれるか?」って言ってましたもん。

西村(塩チョ) それはもうホラー系塩顔だろ(笑)。

SALTY's

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SALTY's
松村惇史(Vo.塩村)
小澤慎一朗(Gt.塩澤)
西村ヒロチョ(Sax. & Fl.塩チョ)
小野竜輔(Ba.塩野)
小野竜輔(Ba.塩野)、西村ヒロチョ(Sax. & Fl.塩チョ)
小澤慎一朗(Gt.塩澤)、松村惇史(Vo.塩村)

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