福原美穂が事務所独立「更なる音楽の境地」を目指し
2月11日をもって充電期間に入る福原美穂。デビュー10周年に向けて期間中は自身に向き合い、自己研鑽に励むようだ
歌手活動を休止している福原美穂(26)が2日、所属事務所から離れ独立することをフェイスブック上で発表した。3月26日に発売されたベストアルバム『A gift for you』を最後に、7年間契約を結んでいたソニーミュージックおよびマネージメント会社から離れる。
福原は2002年に、地方テレビ局の歌番組出演がきっかけでソニーミュージック系列からスカウトされ、歌手デビューをつかむ。レコード会社とはこれまで二人三脚で歩んできたと言っても過言ではなく、福原も「私福原美穂を育てて下さったソニーミュージックの方々、そして多くの企業のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」と綴っている。
それでも離れることを選択させたのは「自己の成長への追求」と「音楽の更なる旅に出る」思いだと言い、これを決意した昨年末から「多くの方に迷惑をかけながらではありましたが」と、両社と話し合いを重ねてきたようだ。
今後については「自分の音楽人生にしっかり生かし、更なる音楽の境地に行けるよう勉強して参りたいと思っています」としている。
福原は2月11日に行われたコンサートをもって活動を休止しており現在は充電期間中。「今、心にスペースを少しずつ作りながら、新しい音楽や景色に出逢い、日々インスピレーションを受けています。一日一曲までは行かないのですが、音楽に呼ばれ、ピアノの前に座り音楽を鳴らし続けています」と現在の状況も報告。
復帰時期については「まだまだ学ぶことがある」としてもう暫らく時間がかかることを示した。ただ、「私の体を通して歌う日まで皆さんどうか元気でいて下さい。私も、私の道をしっかり歩んでいきたいと思っています」と、“音”を通しての再会を約束した。