東京パフォーマンスドール、CDデビュー5周年 個性を磨いてもっと大きな輝きに
INTERVIEW

東京パフォーマンスドール、CDデビュー5周年 個性を磨いてもっと大きな輝きに


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年06月11日

読了時間:約15分

 新生・東京パフォーマンスドール(以下TPD)が6月12日、シングル「SUPER DUPER」をリリースする。今年メンバー全員が20歳を超え、大人のグループとなったTPD。今年はCDデビュー5周年というアニバーサリーで、表題曲の「SUPER DUPER」は、キラキラとした夏にぴったりな1曲で、沖縄で撮影されたミュージックビデオ(MV)では6人のナチュラルな姿も観られる。カップリングの「Starship Flight」はCDデビュー5周年ということもあり、過去の作品を思い出させるようなワードも散りばめられた歌詞になっていて、この5年間の集大成を感じさせる曲に仕上がった。インタビューでは、高嶋菜七、櫻井紗季、脇あかりの3人それぞれの近況、沖縄での思い出、楽曲の聴きどころなど多岐にわたり語ってくれた。【取材=村上順一/撮影=片山 拓】

3人の近況を聞く

――昨年11月に2ndアルバム『Hey, Girls!』をリリースされてからのライブはいかがでしたか。

高嶋菜七 昨年から今年3月まで開催していた渋谷LIVE CIRCUITシリーズでは新曲を披露する機会が多く、常に緊張している感じがありました。

高嶋菜七

櫻井紗季 「渋谷LIVE CIRCUIT」シリーズは確かにそうでした。

――その「渋谷LIVE CIRCUIT」シリーズで印象的だったことはなんですか。

脇あかり 昨年の12月21日におこなったステージで、ゲストに☆Taku Takahashiさんに来て頂いて、「Collection feat. ☆Taku Takahashi(m-flo)」のMVを撮ったことです。なかなか無いことだったのですごく記憶に残っています。

櫻井紗季 あれはめっちゃ楽しかったよね。

櫻井紗季

高嶋菜七 自分たちのライブにゲストの方が来ていただくということはあまりないんです。どるせん from TPDをやっていた時のライブに、ドラマ『でぶせん』(Huluオリジナル)の主人公“みっちゃん”を演じた森田甘路さんが来て頂いた以来でした。

――どるせん from TPD懐かしい! そう考えるとゲストは確かにレアですね。さて、最近は個々の活動も活発です。高嶋さんは運転免許も取得されて。車はお好きなんですか。

高嶋菜七 1年ぐらい掛かっちゃったんですけど、無事に免許を取れました。車を運転したいというのと、顔写真が入った身分証が欲しかったというのもあります(笑)。

櫻井紗季 免許が取れるのをメンバーはずっと待ってました。

――お2人は免許は欲しいですか?

櫻井紗季 う~ん、身分証としては、ついこの前まで学生だったので困らなかったんです。でも、卒業してしまったので、これから欲しくなるかもしれないです。

脇あかり 私も免許は持ってないんです。なんか、自分が運転しているイメージがわかなくて…。

脇あかり

――とりあえず高嶋さんが免許を取ったので、これから皆さんでドライブというのもありえますね。

高嶋菜七 まだ1人で運転したことがないので不安ですけど、みんなでどこか行きたいです。

櫻井紗季 みんなを「コストコに連れていってほしい」という話はしています。

高嶋菜七 言ってくれれば、いつでも車出せます(笑)。

脇あかり ちょっとまだ怖いんですけど…。

櫻井紗季 何かあったときは6人一緒なので。

高嶋菜七 それでTPDが有名になってしまう(笑)。

――それはシャレにならないですよ…。さて、櫻井さんは3月に無事に大学を卒業されましたが、TPDの活動もあったので大変だったみたいですね。卒業されて2カ月が経ちましたが、振り返るといかがですか。

櫻井紗季 まだ2カ月しか経っていないんだという感じです。4年生のときは単位は取れていたので学校にはあまり行くことはなかったんですけど、でも、ホッとしました。なので解放感あふれる日々を送っています(笑)。

――ご両親からは卒業まで8年間掛かっても良いと言って頂いていたみたいですが、TPDとしての活動もある中、ストレートで卒業できたのも嬉しいですよね。

櫻井紗季 両親からはそう言ってはもらいましたけど、さすがに8年間は掛けられないなと思い、頑張りました。私の周りの子達で単位を取れていない人もいたんですけど、「なんで紗季が大丈夫なの!」とビックリしてましたから。

脇あかり 周りから見ていても、朝とか仕事あるのに大変そうで。

櫻井紗季 MV撮影がある日は特に大変でした。

――そうですよね。そして、あかりさんは別府のツーリズム別府大使としての活動もありますが、プレッシャーなどありますか。

脇あかり 今のところプレッシャーはないです(笑)。とにかく大分でお仕事が出来るので嬉しいです。

高嶋菜七 というのも、あかりは別府のことをまだ勉強中なんです。この前テレビ収録でダイノジさん(大分県出身)が一緒だったんですけど、大地(洋輔)さんが「別府の大使なのになんにも知らないの?」と、ビックリしてましたから(笑)。あかりの口から出てくる情報は今のところ温泉しかないんですよ(笑)。

脇あかり 私の地元ではあるんですけど中学までしかいなくて、TPDで上京しちゃったので初めて知る情報も多くて。トークライブでもダイノジさんから習うことばっかりで…。

――これからですね。高嶋さんはラジオなどにも出演されていますが、こうやって話していてもさらにトークが磨き掛かってきましたよね。

高嶋菜七 ありがとうございます。磨きをかけていて、他の方のラジオを聞いて勉強しているんです。特に生放送とか難しいんです。時間のことも考えながら喋らなければいけないですし、失言もそのまま流れてしまいますから…。

――すごく良い経験ですよね。それに頭も使いますよね。

高嶋菜七 めちゃくちゃ頭使います。ゲストさんのこともすごく調べます。共通点を探したり楽しくやらせていただいています。

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