聖火ランナーユニフォームを着てイベントに出席した石原さとみ(撮影=木村陽仁)

 石原さとみが1日、都内で開催の『東京2020オリンピック聖火リレーイベント』に出席。東京2020聖火リレー公式アンバサダーを務める石原はこの日発表された聖火ランナーユニフォームを着て、意気込みを語った。

 聖火リレーが2020年3月26日の福島県のナショナルトレーニングセンター・Jヴィレッジをグランドスタートする300日前となることを記念し、東京2020組織委員会が開催した。

 この日は、東京2020聖火リレー公式アンバサダーを務める石原や、野村忠宏氏、田口亜希氏、サンドウィッチマンが聖火ランナーユニフォームを着て登場した。

 ユニフォームのデザインは、「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。」というコンセプトに基づき、リレーらしさ、日本らしさとともに、東京2020大会との連続性を重視。日本古来の和装や駅伝などでも使われる襷(たすき)をモチーフに、世界と人々の思いを「繋げる襷」という大きな役割を込めたという。デザイン監修は尾花大輔氏が務めた。

 田口氏は「聖火リレーにぴったり。トーチを持っても映える」。サンドウィッチマンの伊達は「着心地が良い」と語った。

 また、石原は、デザイン性や機能性を称えながら「このユニホームは走った人しか手に入らないと聞いています。スポーツミックスのスタイリングもできるし、このユニホームが欲しいということが先行して、走りたいという気持ちも出て来て。すごくオシャレです」と絶賛した。

 この日は、聖火ランナーの募集概要なども発表された。条件を満たしていれば一般でも応募することができることから、石原は「(誰でも)走れるチャンスがある。走りたいという気持ちを抱いた人は応募してほしい」と語った。

 聖火リレーは47都道府県を121日間をかけて回る。宮島や富士山など世界文化遺産や、名所・旧跡・地域、震災復興場所を通り、日本の自然や文化などを国内外に発信する。

 石原は「一つの火が繋がっていくことに鳥肌が立ちます。私自身も全国に行きたいと思いました」とアンバサダーとして各地を巡りたいという思いを明かした。

 更に、「ランナーの皆さんたちに、なぜ走りたいと思ったのか、その思いや背景も聞きたい。私は、海外や国内に旅行に行ったら友達を作って帰ってきます。もしかしたら全国を回ったら47都道府県各地に友達ができるかもしれない。それは素敵なこと。叶えられたら嬉しい」とも語った。

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