活動25周年を迎えたDREAMS COME TRUEが25日、フジテレビ系『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに10年ぶりに出演。司会のタモリに24金のトランペットをプレゼントした。

 番組終了まで残り5回となったこの日、今月21日に25周年を迎えたドリカムが10年ぶりに出演した。和服姿の吉田美和に、ブラックのスーツにピンクのネクタイ姿の中村正人が登場すると、タモリは「お久しぶりです」と握手で出迎えた。

 中村は毎日、ネットでニュースをチェックしているとし、番組終了の実感がないタモリに「タモさん以外は皆感じてますよ。終わるのは寂しいです」と語った。また、吉田は「前の日にタモさんの事を思い出して、タモさんに会いたいなと思っていたら、テレフォンショッキングへの出演の電話がかかってきた」と述べると、中村も「俺も会いたかった。夢を見ていた」と話した。

 先日、出演した和田アキ子が生放送中にタモリにキスをしたことにも触れ、タモリが「結局4回もキスした。ジュニアもされていた」と語ると、中村は「ごく自然にみれましたよ。ネットでも話題になっていました」と笑みをこぼしながらフォローした。

 話題がドリカムの25周年におよぶと、吉田は「あまり実感がわかない。タモさんの32年と一緒かも。振り返っている場合でもないし」。タモリが「ドリカムは聞いてると細かいところまで良く作り込んでいますね」と続けると、中村は「有り難うございます。なかなかそう言ってもらえないので」、吉田「でも、それが良いことなのか悪いことなのか」。

 また、細かいところまで最後まで自分たちでやる、と語った2人にタモリは「対立とかないの?」と問うと、中村は「対立だらけ。対立の25周年。メロディなんかは一音の半音まで争いますから。特に僕が書いた曲に関してはかなりの文句があるようで」とのエピソードを披露。

 吉田も「今レコーディング中ですけど、正人はベースは上手だけど、ふたりとも鍵盤楽器が上手に弾けない」と、歌をメロディに起こすときがたどたどしく30秒でできる作業が30分もかかることもあると語った。

 それに対しタモリが誰かに任せないのと投げかけると、中村は「それはできない。任せるのはいまトレンドですけどね。うちは任せていない」と話題のゴーストライター騒動にからめて会場の笑いを誘った。

 タモリはドリカムと20年前に共演した際にトランペットを吹いたことがある。それを回顧しながらタモリは「共演して以来吹いていない。あれで最後にしようと」と語ると、吉田は「めっちゃかっこよかったよ」と賛辞。

 2人は「そこで、プレゼント」と言うと、タモリに24金の艶消しトランペットをプレゼントした。プレゼントしたのは、米トランペット奏者のウィントン・マルサリスがオバマ大統領の前で吹いたとされるトランペットと同型。

 吉田は「すごく値引きしてもらったの」と茶目っ気に言うと、中村は「吹かないにしても飾っておいてくれれれば。もし、酔った時に吹きたくなったら」と差しのべた。あまりの感激からかタモリはCMに入る前に珍しくカメラに寄ってトランペットを掲げ笑顔をみせた。

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