9nineが11日、東京・新木場STUDIO COASTでおこなわれた、ライブイベント『#卒おめ!2019』に出演。4月のワンマンライブで活動休止を迎える彼女らは、現在の心境を語るとともに、思いを込めた4曲を披露した。

 リズミカルな「Re:」でステージをスタートした4人。続く「Colorful」「愛 愛 愛」と、攻めを感じさせるようなアクティブなナンバーを立て続けに披露、切れのいいダンスパフォーマンスに、強いメンバーの絆を感じさせる安定したハーモニーに観衆も思わず体を揺らし、会場に熱気を立ち昇らせていく。

 また2曲目の「Colorful」では、フロアの中央に設けられたお立ち台に立ち、手を振るなどファンとのコミュニケーションを取りながら、さらに会場を盛り上げていく。

 自身も大学を卒業したばかりの、メンバーの中で最年少の村田寛奈は「みんなもおめでとう!」と卒業生たちを祝福。「同世代が多いと思うけど、みんなと仲良くなって帰りたいです。自由にノったり、踊ったりして楽しんでもらいたい」とこの日のステージへの思いを語る。

 一方で2019年2月27日、公式サイトにおいて活動休止が発表された彼女らは、改めて4月6日の公演が最後の活動となる予定となっていると告知。西脇彩華は、活動休止について「今日のライブとリンクするなと。人生の節目ってたくさんあると思うし、それをどう進んでいくかで私たちの未来がどういう風になっていくか決まると思う。この活動休止を前向きにとらえたい」と、節目の時に向けた自身の思いを語りつつ「皆さんも楽しく、真っ直ぐに進んでいってほしい」とエールを送った。

 ラスト曲は、西脇の「心を込めて歌います。聴いてください」という言葉とともに「願いの花」を披露。思いの強さを感じさせるパフォーマンスと歌でステージを締めくくった。

 他方、この日共演となった鈴木愛理に強い憧れをもっているという4人。西脇は「私たちも鈴木愛理ちゃんが大好きで、“今日はヒールが何センチか”とか、“(ステージのすれ違いに)「ありがとうございました」と一言言って帰っていったね”とか話していたんです」などとグループ内で話していたことを告白。

 さらにステージ後のオリエンタルラジオからのインタビューでは、その鈴木とともにステージに登場。鈴木の隣で感動している様子を見せる4人の中で、村田は「さっきも言っていましたが、鈴木愛理さんを見て“足長い!”ってうらやましそうに見てました」などと告白、会場を沸かせていた。

 『#卒おめ 2019』は「未来を明るくするために、一人でも多くの学生に特別な体験を!」という思いより、卒業と未来への旅立ちをテーマとしておこなわれる音楽イベント。MCは、オリエンタルラジオと北乃きい。井上苑子、ビッケブランカ、Kajisac house、鈴木愛理、RADIO FISH、川嶋あいなど豪華10組のアーティストがライブパフォーマンスを実施した。さらにゲストとして女優の井桁弘恵、伊原六花や、故・ぼくのりりっくのぼうよみ、SKY-HIらがゲストとして登場した。【取材・撮影=桂 伸也】

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9nineと鈴木愛理

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