元さくら学院・黒澤美澪奈「なくてはならない存在」芸能活動を支える音楽
INTERVIEW

元さくら学院・黒澤美澪奈「なくてはならない存在」芸能活動を支える音楽


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年01月18日

読了時間:約14分

喉はさくら学院を通して強くなった

黒澤美澪奈

――前回の『メタ桃』の時は共演者の方達とは頻繁にコミュニケーションも取りましたか。

 はい、取りました。桃太郎は素の自分に近かったので、役作りに関してはそんなに苦労はしなかったのですが、生バンドでメタルと融合したお芝居をするというのが初めてだったので、そこは大変でした。最初の『ミレニアム桃太郎』では殺陣が初めてだったので、他の役者さんで経験者の方が多かったので教えて頂きました。逆に『メタ桃』では殺陣の経験者が私だけだったので、逆に教えたりしてコミュニケーションを取っていました。犬、雉、猿を演じてくれた方たちとは、日常的に仲良くさせていただいているので、そういったコミュニケーションは舞台にも活かせるなと思って大事だなと感じています。

――では積極的に皆さんとコミュニケーションを取りに行く感じですね。

 はい。ただ子どもの私が入ることで場の空気が悪くならなければ良いなと不安もありますけど(笑)。私も皆さんから色んなものを吸収しつつ、私からも何かを発信することが出来たら良いなと思っています。

――黒澤さんはすごくセリフが聞き取りやすいなと感じたんですけど、はっきり喋るコツみたいなのはあるんですか。

 ありがとうこざいます。自分ではそんなに滑舌が良い方だとは思っていなくて…。緊張したりテンパるとすぐにどもってしまったりします。レッスンを受けているんですけど、そこで教わったことを本番前にやったりはします。なので、コツはわからないです(笑)。

――でも、今の滑舌はバッチリですよ。

 嬉しいです。

――こうやってお話しを聞いていると、すごく舞台への情熱を感じます。

 演じる手法として、私は舞台が一番合っていると感じています。表情や体を使って表現することが昔から好きでした。

――さくら学院の活動で培ったものが、演じるなかで役に立っていることもありますか。

 私は声があまり女の子らしくないなと思っていて、歌うということに関して、さくら学院の曲の高いところがすごく大変でした。でも、そこですごく鍛えてもらったので今では低い声はもちろん、高い声も出るようになって幅が広がりました。喉はさくら学院を通して強くなったなと感じていて、それは舞台でも役に立っていると思います。

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