DOBERMAN INFINITYのMCや俳優として活躍するSWAYが12月12日、東京・新木場Studio Coastで初のワンマン公演『LIVE SHOWCASE 2018 UNCAHINED』を開催。8月にメジャー1stソロアルバム『UNCHAINED』発売した際にミニライブなどはおこなっていたものの、ワンマンで本格的なライブは今回が初。地元北海道・札幌での厳しい下積み時代を振り返った、SWAYは「やっとリベンジができました」と感無量の様子。SHOKICHI(EXILE、EXILE THE SECOND)ら豪華ゲストを迎え、満員の観客の前で初めてのワンマンとは思えない質の高いパフォーマンスで観客を魅了した。また、来年公開される映画『MANRIKI』にSWAYが出演することも明かされ、同映画の主演・プロデュースを務める斎藤工と原作者のお笑い芸人・永野がサプライズ出演しワンマン開催を祝福した。【取材=松尾模糊】

■AK-69とHIYADAMが登場

 SWAYとして初めてのワンマンとなったが、チケットは即日ソールドアウト。会場に入った一杯いっぱいの観客の熱気が開演前から会場に満ちていた。ステージ上のカーテンが開き、SWAYが登場すると大きな歓声が起こった。

 DJ KEKKEがステージに設置されたブース上で曲をプレイする中、SWAYは4人のダンサーとともに2017年11月にリリースした、デビューシングル「MANZANA」などダンサブルなナンバーを披露。会場のボルテージを一気に上げる。

 「XXX feat. AK-69&HIROOMI TOSAKA」では、HIPHOPアーティストのAK-69がゲスト出演。観客とともに両手をクロスさせる“Xポーズ”で盛り上がった。

 さらに、ステージ中盤ではDJ KEKKEによる「DJ TIME HISTORY CORNER」のスペシャルなセクションも。DJ KEKKEは「調子はどうですか!」と呼びかけ、「JUMP AROUND ∞」などの曲をプレイ。観客のテンションを上げていった。

 「DJ TIME HISTOY CORNER」の後半にSWAYが再び登場。「LIGHTS feat.HIYADAM」で、同郷のラッパー、HIYADAMがゲスト出演。2人でラップを披露し、サビでは観客も手を振り一体感のあるパフォーマンスを見せた。

■やっとあの時のリベンジができました

 ステージ後半では、「Lullaby」などメロウなナンバーで観客にメロディを聴かせる場面も。メリハリをつけて観客を飽きさせない所は、初めてのワンマンとは思えないほどにプロ意識の高さを感じさせた。

 そして、10代の頃から一緒に音楽をやってきたという、盟友SHOKICHIがゲスト出演。SHOKICHIは「SWAY、おめでとう!」と初のソロワンマンを祝福。「Never Say Goodbye」などでソロでの共演を果たした。

 SHOKICHIの伸びのある歌声とSWAYのラップが絶妙のアンサンブルを奏で、観客も身体を揺らして会場の熱気も最高潮となった。

 アンコールでは、ステージ上のスクリーンに特報が放映され、斎藤工が主演・プロデュースをつとめる映画『MANRIKI』(清水康彦監督、2019年公開)にSWAYが出演することが明かされた。さらに、映画の原作を務めるお笑い芸人の永野と斎藤がサプライズ出演。

 永野は「格好良すぎる! 最高!!」とSWAYのステージを絶賛。斎藤は「とんでもない作品です。新しいSWAYさんを見れます」と映画でのSWAYについてコメント。2人でSWAYのワンマン開催を祝福した。

 SWAYは「札幌では300人くらい入る箱も埋まらなくて…やっとあの時のリベンジができました。今まで遠回りしたとか言われるかもしれないんですけど、俺は生きるために音作りとかも全部1人でやって来たしそれが今に繋がっていると思います。遠回りじゃなくて、32歳になって今までのことが全部道筋になってここまで来たということを改めて感じました」と初のワンマンに感無量の様子を見せた。

 なお、SWAYは来年1月27日に大阪・Zepp Osaka Baysideで『LIVE SHOWCASE 2018 UNCAHINED』追加公演をおこなう。

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