ゆずが19日、インターネットテレビ局「AbemaTV」に出演し、来年春に日本音楽史上初となる弾き語りドームツアーを開催することを発表。「今後について重要なお知らせをする」旨の告知から2日、「解散」「休止」を心配する声が多数よせられているなか、北川悠仁は「我々ゆずはどっちか死ぬまでゆずなんで」などと語りファンを安堵させている。

 19日、ゆずの公式SNSではAbemaTVでゆずの緊急生放送が決定したことを報告。番組開始となる午後9時を回ったが、なかなかゆずは姿を現さない。数分が経過し、車から降りてスタジオに向かう、神妙な面持ちの北川と岩沢厚治の姿が映し出された。

 スタジオで文面を読み上げる北川。「僕たちゆずは1996年、小学校からの同級生だった岩沢君とゆずを結成しました。毎週日曜日夜10時に横浜伊勢佐木町で路上ライブをスタートさせました」と切り出し、1997年10月25日に路上ライブをライブレコーディングしたミニアルバム「ゆずの素」でCDデビューを飾ったことなど足跡に触れた。

 そして、北川は「あれから21年、数多くの作品をリリースし、色んな場所でライブをさせていただきました。今も音楽の可能性を模索しながら、日々様々なことにチャレンジしてきました。ここまで活動してこれたのもひとえに応援してくださるファンの皆さん、そして支えてくださっている関係者の皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」とし、カメラに向かってお辞儀した。

 頭を上げた北川は「そして、2019年、ゆずとスタッフとともに話し合い、僕たちゆずは、大きな決意をしました」と一つのワードを切るように言葉を紡ぎ、「僕たちゆずは、来年春、日本音楽市場初、弾き語りによるドームツアーをやることが決まりました! やったー」と述べると、BGMが鳴り、スタジオは歓喜一色に染まった。

 17日に公式サイトなどで伝えられた“重大発表”の告知。ツイッターなどではファンの心配の声が続々と投稿され、″解散″などの不測の事態を予想する人も多かった。

 そのため、“重大発表”を告げた後、岩沢は「お騒がせしました」と苦笑いで陳謝。これに北川も応じ、「何度も言っておりますが、我々ゆずはどっちか死ぬまでゆずなんで」とし、一部で不安視されていた“解散説”を一蹴した。

 このゆずによる“重大発表”はツイッターで大きな反響を呼び、「めっちゃ心配したわ!」「その手法心臓に悪いからやめい!」「完璧に騙された。w」「まあゆずらしいわな、心底かなり不安やったけど」などのコメントが見られ、心配や不安を抱えた人はようやく安堵した様子。

 そして、「どっちかが死ぬまで僕達はゆずですって言うてくれてとにかくめっちゃ安心した」「どっちか死ぬまでゆず、、よかったぁ」と北川のセリフにグッと来るファンも多く見られている。

 ゆずの弾き語りドームツアー「ゆずのみ」は全国4カ所8公演を予定。5月11・12日は愛知・名古屋ドーム、5月29・30日は東京ドーム、6月8・9日は大阪・京セラドーム大阪、7月6・7日は福岡・ヤフオクドームでの開催となっている。

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