北島三郎、紅白に帰ってくる　５年ぶりの舞台で「まつり」歌唱へ

　北島三郎が、今年大みそかに放送される『第69回NHK紅白歌合戦』に出演する。同局が４日、発表した。

　北島は、2013年の『第64回ＮＨＫ紅白歌合戦』で史上最多の「50回出場」を果たすも「後輩に道を譲ることで紅白がもっと良くなれば」と、それを区切りに紅白から一線を退いた。

　以来、紅白に出演することはなかったが、「サブちゃんを紅白で観たい」という期待の声を受け、今回は番組からの出演依頼に応え、特別に出演することが決まった。

　歌うのは「まつり」。紅白でも、昭和から平成にかけて６回披露してきた楽曲で、平成最後の紅白を盛り上げる。

　また、北島の弟子、北山たけしと大江裕による特別ユニット「北島兄弟」が特別企画に参加することも決まった。デビュー15周年を迎えた北山と10周年の大江は、演歌チャートで１位を獲得した「ブラザー」を歌う。

　この曲は、北島三郎の次男で、今年亡くなった大地土子さんが作詞・作曲した遺作。師匠・北島三郎と作者・大地土子さんの「日本の演歌を盛り上げたい」という意思を受け継ぐ２人が、紅白の舞台で雄姿をみせる。