元KARA・ニコル「新しい自然な自分を見せたい」ソロ再始動への想い
INTERVIEW

元KARA・ニコル「新しい自然な自分を見せたい」ソロ再始動への想い


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年12月03日

読了時間:約11分

オールドポップにハマっている

NICOLE(撮影=冨田味我)

――KARAでデビューして、現在はソロで活動しているNICOLEさんですが、音楽の好みは変化してきていますか。

 変わってきてますね。昔はその時に流行っていた曲をよく聴いていました。最近はオールドポップ、80’Sや90’Sの音楽が好きになってきまして、例えばマドンナやアース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)とか聴いています。特にEW&Fの「セプテンバー」が大好きで今年のフェイバリットソングです。今年になっていきなり好きになりました。あと、最近は朝起きてジャズを聴きながらお茶したりもしていて。

――朝からジャズって良いですね。

 昔は元気なダンス曲をメインに聴いていたんですけど、すごく変わりました。

――今後ご自身の歌にも変化が訪れそうですね。

 そうですね。私はダンス曲のイメージが強いと思うんですけど、バラードやミディアムな曲も、もっと好きになったので歌いたいなと思っています。

――作曲などに興味はありますか。

 歌詞を書いたりしたことはあるんですけど、曲を作ったりはしたことないです。たぶん私は作曲とかに向いていないと思うんです。作曲とか感情のままに作ったほうが良いと聞いたことがあって、私はすごく考える、悩みすぎてしまうタイプなんです。

――いずれチャレンジしていただきたいです。楽器は何かやられていたり?

 私はバイオリンを6年間やっていました。あとはトランペットも。私の友達からはバイオリンが全然似合わないと言われるんですけど(笑)。私がうるさいタイプなのでバイオリンを弾いているイメージが湧かないみたいで。

――バイオリンを持った姿も格好良い感じが私はしますけどね。さて、これからNICOLEさんがやってみたいジャンルなどはありますか。

 レトロな音楽が好きになってきたというのもあって、ディスコソングのような曲をやってみたいというのはあります。でも自分のスタイルと合うかどうかわからないんです。マドンナのサウンドってすごくキラキラしていて、「ラッキースター」みたいな曲をやってみたいなと思います。

――ニコルさんが歌うとまたどうなるのか興味深いですね。先程、作詞にはチャレンジしたことがあると仰っていましたが、日本語でも書いたことはあるのでしょうか。

 日本語では書いたことはまだないです。周りから「書けるよ」とは言ってもらっていますが、チャレンジしたことはまだなくて。

――ぜひ日本語でもチャレンジしてみて欲しいです。そういえば、KARAを卒業されたあとにアメリカに留学されていましたが、その時は日本語をほとんど使わないと思うんですけど、忘れたりしませんでした?

 やっぱり使っていないと下手になってきちゃいます。なので、日本の映画やドラマを観たりして忘れないようにしています。日本語を喋らなくても、聞くだけでもだいぶ違います。

――ヒアリング力が重要なわけですね。アメリカに留学していた時はどんなことをメインに勉強されていたんですか。

 歌とダンスのレッスンをメインにやっていました。歌の基礎からしっかりと教えてもらいたいと思ったので、アメリカに行きました。本当にレベル1からレッスンさせていただきました。

――その成果がソロアルバムでも活きているわけですね。さて、日本でのファンクラブサイトもオープンしたのですが、ここから日本での活動も精力的に?

 はい。来年には絶対に新曲を出して、私の希望としては日本の方とコラボしたことはないので、誰かとコラボもしてみたいなと思っています。サウンド的にはR&Bみたいなのをやってみたくて。

――どんな人とコラボしてみたい、もしくは日本で好きな歌手は?

 過去にMs.OOJAさんの「Be…」をカバーしたことがあって、好きな曲のひとつです。切なさとストーリーがある歌詞が大好きなんです。Ms.OOJAさんはすごく歌が上手いので、私とのコラボは難しいとは思うんですけど。あと、Crystal Kayさんの「恋に落ちたら」も好きです。

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