藤田ニコル、「言霊」で今年掲げた３つの目標クリア「言えば何でも叶う」

　モデルでタレントの藤田ニコル（20）が23日、東京・渋谷で、スタイルブック『ニコルノホン』（講談社）の発売記念イベントを開催。イベント前には取材に応じ、順風満帆に過ごした今年一年を振り返った。

　ツイッター・インスタグラムのフォロワーは全460万を突破と、20歳を迎えさらに目が離せない存在となった藤田。『ニコルノホン』は、そんな彼女の３年ぶりのスタイルブックとなっており、ファッションやメイク、ダイエットをはじめ、格言など盛りだくさんの内容で「今の藤田ニコル」を披露する内容となっている。

　「格言とかあるんですけど、昔だったらもっと子供っぽい感じが、もっと大人っぽいものになったと。責任をもったものになったかなと思います」とスタイルブックをアピールする藤田。「常にリアルを発信するのが好きなので、今の自分を包み隠さず。だから前の本を見たら結構恥ずかしいと思ったし、（逆にその分）ちょっと大人になったのかなと思いました」と改めて自身の成長を実感する。

　一方、早くも今年一年を振り返り「本を発売できたのもそうだけど、ブランドを立ち上げたことも大きな変化。本当に、最高に順調な年だなと思って。それほど今年は満足な一年。今まで生きてきて一番いい年でした。仕事は幸せ過ぎるんです。なんにもつらいことがない」と全てが順調であることを実感している藤田は、ファッションブランドについても「今東京に２店舗なので、大阪にも出せたらファンも喜ぶのかと思うし。21歳の年はがんばります！」と来年に対して意気込む。

　そんな満足の年になった原動力として、自身のお気に入りの言葉「言霊」を挙げ「ファンの方が“これいいな”と言っているんですけど…私は言霊で言ったらなんでも叶うんですよ」と断言。今年掲げていた“109のシリンダ広告”“本”“MCの番組をもつ”という３つの希望を全て叶えていることを振り返り「（目標を揚げたときはまわりから）えーって言われていたけど、まさかながらできましたし」とコメント、さらに来年に向けては、自身のラジオ番組をもつことを目標に揚げる。

　一方、このフォトブック販売に向けた事前の取材で藤田は、現在彼氏がいないながら「言霊」に願いを掛けて、発売日には彼氏ができている、と宣言していたが、その願いは叶わず「今日になっちゃいましたね。取材を受けたのが夏だったので、余裕かなと思ったんですけど、こういう残念な結果になってしまって…」と遺憾なコメント。

　続けて「あのとき“いない”って言っちゃったんですけど、それが言霊になっちゃったんですよ。だから今度から（いなくても）“いる”って言っちゃおうかなと」などと発言。すかさず報道陣より「現在彼氏は？」とたずねると「いますいます」と即返答。名前をたずねられ「名前は…ケイジにしようかな。誰かわからないけど」などとテキトーな返答をし、笑いを誘っていた。【取材・撮影＝桂 伸也】