LABOUM「日本はファンとの距離が近くて楽しい」注目の次世代K-POPガールズグループ
INTERVIEW

LABOUM「日本はファンとの距離が近くて楽しい」注目の次世代K-POPガールズグループ


記者:小池直也

撮影:

掲載:18年11月16日

読了時間:約10分

 韓国発の5人組ガールズグループLABOUM(ラブーム)が7日、日本デビューシングル「Hwi hwi」をリリースした。LABOUMは、フランス語で「パーティー」という意味。韓国では2014年にデビューし、人気音楽番組『ミュージックバンク』で1位を獲得するなど、次世代ブレイク候補として注目されている。世界的にもK-POPに注目が集まる中、彼女たちはどの様な活動を日本で展開していくのだろうか。今回は、満を持して日本での活動を正式にスタートする彼女たちにインタビュー。5人は日本のイメージやファッション、デビュー前におこなわれたリリースイベントについて、さらに今後の展望についても語ってくれた。【取材=小池直也/撮影=片山 拓】

日本語と韓国語の共通点

――日本はお好きですか?

ユジョン(撮影=片山 拓)

ユジョン 今日で4日目の滞在です。日本に来ると気分が良くなるんですよ。食べ物では卵焼きが本当に好きです。韓国の卵焼きはしょっぱいのですが、日本の卵焼きは甘くておいしいです。

――日本でのデビューはどんなイメージですか。

ユジョン もう1つの人生が作られる様なイメージです。

ソルビン(撮影=片山 拓)

ソルビン 望んでいた活動でもあるので、とてもドキドキします。

へイン(撮影=片山 拓)

ヘイン 事務所の先輩グループであるU-KISSさんが、日本で活動していてうらやましいと思っていました。私たちにとっては願いのひとつでした。

ソヨン(撮影=片山 拓)

ソヨン 日本では新人としてデビューすることになるじゃないですか。それがLABOUMにとっても、私個人にとってもターニングポイントになるのではないかなと思っています。

ヘイン プレゼントだと感じました。新しく経験することもたくさんあるし、新しい人たちや新しい食べものや言語と出会うことで、さらに楽しく活動していけるんじゃないかなとワクワクするからです。

――もともと韓国語で歌われていた「Hwi hwi」ですが、日本版では日本語で歌っていますね。

ソルビン 最初は不安もありましたが、思っていたよりも上手くできました。プロデューサーさんのディレクションがとても良かったと思います。自分たちも練習してレコーディングに臨んだので、時間をかけずにスムーズにいきました。雰囲気も良くて楽しかったですし、勉強にもなりましたね。次回作も楽しみです。

ヘイン 韓国語から日本語に変わることで歌の色がとても変わったと思います。新しい経験でしたね。レコーディング中に歌詞が変わった部分もあったり、色々と勉強になりました。

ジエン(撮影=片山 拓)

ジエン 私がメンバーの中で最初にレコーディングしました。発音が上手くできなくて時間を取ったりしたら嫌だなと思っていましたが、思ったより指摘も受けずにやりきることができました。みんなも言っていますが、勉強になることが本当に多かったですね。例えば「スマホ」という言葉がスマートフォンの略だということも始めて知りました。

ユジョン 最初に仮歌(デモ)を聴いた時に、私たちの曲が日本語になっていることに少し違和感もありました。でも、その後楽しく録音することができました。私のパートは日本語と韓国語の歌詞が混ざっている部分があって、そこが不思議でもあり、面白かったです。印象的なレコーディングでしたね。

ソヨン 私も韓国語と日本語が混ざっているのが不思議な感覚で、可愛いと思いました。サビで<イタズラKissレドジョア(イタズラKissでもいい?)>とか、私のフェイクの部分で普通に韓国語で歌ったりしていて、ちゃんとわかってもらえるか心配でした。でも大丈夫な様で安心しました。

――レコーディングは日本でされたのですか?

ユジョン はい。「Hwi hwi」は日本で録りました。韓国で録った曲と日本で録った曲があります。

ヘイン プロデューサーが安心感がある様な形で、私たちに合わせてディレクションしてくれたのがとても良かったです。

ジエン プロデューサーも韓国語に慣れていなくて、通訳さんを通してのコミュニケーションでした。でも、英語交じりで直接やりとりもできました。

ユジョン 日本デビューが初めてということもあって、色々心配をしていました。一番の心配はやはりレコーディングや日本語の発音。映像を撮る時もそうなんですけど、日本語には本当に気を遣っていました。

ヘイン それから日本の方々がどういうスタイルが好きなのかも気にしましたね。ヘアスタイルや衣裳、話し方も含めて。「Hwi hwi」のミュージックビデオについても韓国版よりも明るくて可愛いものにしようと心がけています。

――日本語の歌詞を覚える時の苦労などありましたか。

ユジョン 意味を考えながら聴くというのがひとつ。あとは歌詞を喋ってみたり、を繰り返していったら自然と口に付いてきた様な気がします。ループしながら聴くのがコツですね。

ヘイン ダンスが一部変わったのでその練習の時も聴いていましたし、寝ている時にも聴いていました。ご飯を食べている時は聴かなかったですけど(笑)。ずっと聴いているというのが役立ったかなと思います。

ソルビン 自然に歌っていたら覚えられました。それがクセになった様な形で覚えた感じでした。日本語と韓国語は文法が同じで、語尾も似ているんですよ。そういう意味でも親しみやすかったです。

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