コブクロ、大阪・御堂筋で400mのストリートライブ 感無量「誇りに思います」

ランウェイするコブクロ
結成20周年を迎えたコブクロが4日、大阪府主催のイベント『御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ』に出演。御堂筋に設けられたランウェイで4曲を熱唱。結成の地で夢だった史上最大のストリートライブを叶えた。
このイベントは『2025日本万国博覧会』の大阪・関西への誘致に向けたさらなる盛り上がりを目指し、未来に繋がる躍動・希望を発信することを目的に開催。
御堂筋の中央には、400メートルの“フィールド・ランウェイ”が出現し、沿道には約40万人の観衆がつめかけた。
コブクロはイベント中盤の午後3時過ぎ、本町駅近くの久太郎町3交差点付近に設置されたメインステージに登場。2人の姿を確認した観衆からはどよめきが起きた。
小渕は「大阪で生まれた小渕健太郎と黒田俊介のコブクロです。史上最大のストリートライブを今からおこないます。ここでストリートをやらせて頂けるのは僕らの夢です」と話すと、すかさず黒田が「小渕さん、なんで俺の名前まで言うの? そこは言わせて!」とツッコんで笑いを誘った。
改めて小渕は、「昔、大阪の色々な場所で地べたで歌わせてもらってましたが、今日はこのステージの上から同じ空を見上げながら歌える事を誇りに思います」と感無量の表情で話した。
その後、ギター1本のインディーズ時代と同じスタイルで、メジャーデビュー曲『YELL〜エール〜』を披露。続いてアップテンポな爽やかなナンバー『君という名の翼』を届けた。
御堂筋は、ライブ会場のように拍手と歓声で沸いた。
続いて、11月7日リリースのニューシングル『風をみつめて』、12月5日にリリースとなる初のコンプリートベスト『ALL TIME BEST 1998-2018』に収録されるコブクロ20周年記念ソング『晴々』を披露。
4曲を歌い終えると「これから真っ直ぐ御堂筋をランウェイしましょう」と、用意されていたフロート(移動式ステージ)に乗り、御堂筋の道を大歓声の中進み始めた。
あまりの人の多さに「すごい人!」と連発。「こんなこと一生ない」と、その場の光景をかみしめながら、結成のきっかけとなった代表曲『桜』、最後に『轍-わだち-』を移動しながら披露し、大盛り上がりで全6曲約45分パフォーマンスし、ステージを下りた。
最後のグランドフィナーレでは、松井一郎・府知事、「2025 日本万博誘致アンバサダー」であるダウンタウンと一緒に並び、イベントを締めくくった。