老若男女、幅広い人たちに届けたい
――良い恋ができるといいですね(笑)。「ヒカリへ」のMVについてですが、女性の方のダンスが印象的でした。あれはイメージがあったんですか?
雄大 「ヒカリへ」が出来た時にイメージしたのが、ホールで歌っていて…ジャズダンスというんですかね? シーアの「Chandelier」という曲がめっちゃ好きで、僕の中にそういうイメージがあったんですよ。女の子がジャズダンスみたいなのを踊って、スカートひらひらってなっているみたいな。そういうイメージがあったのでイメージ通りになりました。僕は今まで作ったミュージックビデオの中で一番気に入っています。
――さて、今作は初の全国流通盤です。どんな人に届けたいですか?
雄大 そうですね。今回のアルバムは初めて世に出る1作目なので「僕らと共に歩いて行こうね」というような題材が全体のコンセプトとしてあります。さっきも出たのですが「We are calling you」と「Morning Light」は「頑張らな」って思わせてくれる曲で、落ち込んでる背中を押してくれるような曲です。どんな方にも届けたい。
ねぎ 今回のアルバムは極上のバラードから、壮大な「ヒカリへ」っていうミディアム調の曲、「My Savior」の様なクールでカッコいい曲、王道のロック曲もあり…と凄くバラエティに富んだ一枚になったので、若い世代から僕の母親世代まで手に取って好いてもらえる自信がある1枚です。老若男女、幅広い人たちに届けたいなと思っています。
雄大 まとめてくれてありがとう(笑)いや、でもほんまにその通りです!
――2019年1月には初の東京ワンマンがあります。その意気込みをメンバーそれぞれ一言ずつお願いします。
聡次郎 東京初のワンマンで、チャレンジなんですけど。今の僕らだったら一段一段、階段を駆け上がっていけるような気がするので、いつも応援してくれてるお客さんと一緒に笑顔で溢れたライブにしたいなと思います。
勇太郎 初めての東京のワンマンライブなのでいつも遊びに来てくれる人はもちろん、新しく見に来てくれる人のためにも最高の空間を作りたいです。
雄大僕、勇太郎くんとバンド始めたのが田舎なので、田舎者が東京でワンマンライブやるっていうのは凄い夢あるなってずっと思ってて。だから「田舎出身の俺らでも東京でやれんだぜ!」っていうのを見せたいなと思います。
海斗 地元・大阪じゃない東京という大きな都市での初のワンマンライブ。自分たちの今の限界を超えるワンマンにしたいし、今まで支えてくれてたファンの方たちと一緒に楽しい空間にもしたいですね。
ねぎ 東京でワンマンライブをするっていうのがバンド始めた時から夢の一つやったんで。だから凄く感慨深いっていうか、ここまで来たんだなっていう思いが深いです。僕らにとって初の東京ワンマンは今の最大の挑戦でもあるので、見に来て下さった人たちを絶対に楽しませるっていうのと、これから一つひとつステップアップしていく決意を届けることができるといいなと思います。
――最後になりますが、今後の目標や野望はありますか?
雄大 いやもう、本当にベタな事しか言えないんですけど。すべてのアーティストが目指しているようなところはもちろん絶対にやりたいですし、ねぎが言ったように大阪城ホールでもやりたいし、アリーナツアー・ドームツアーもやりたいですし、僕は本当に洋楽が好きなので世界に通用するようなアーティストになりたいです。
それと、本当に僕らプライベートでも仲が良くて、よくご飯とかも一緒に行ったり、メンバーの誕生日を祝い合うようなバンドなんです。みんながみんなプレゼント買って渡しあうみたいな(笑)活動5年のなかにメンバーの脱退や活動休止もあって絶対いけるぞと思いながらも定まっていなかった部分があって。でも今のこの5人は本当に気持ちが一つに通い合った仲で「これやな」という確固たる自信があります。これから先も仲良くバンドをやりたいなと思います。喧嘩もしますけど、メンバーの事はみんな大好きなので、家族みたいなバンド…! これねぎくんの口癖なんです。「家族みたいなバンドやるんだー!」と言うのが(笑)
ねぎ バリ言うやん、それ(笑)
雄大 みんなで呑むとその言葉を言って泣くんですよね。
ねぎ それいります?(笑)
雄大 「家族みたいなバンドをやれて幸せっす」みたいな。ほんまに泣くんですよ…泣いたねぎくんを見て聡ちゃんがもらい泣きしてます(笑)でもほんまに仲良くやりたいんです。今は夢しかないし、CDがお店に並んだり、こうして取材を受けたり…全部初めてのことばかりで一個一個が新鮮で嬉しくて。一段一段の階段を登っていくのが幸せなんです。めっちゃ売れたとしてもその時の気持ちを忘れたくないすね本当に。仲ええバンドが一番やから、これからもとにかく仲良く続けたいです。
(おわり)













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