Novelbright「老若男女、幅広い人たちに届けたい」個性豊かな５人が奏でる音楽：「SKYWALK」インタビュー

メンバーが明かす『SKYWALK』おススメ楽曲

海斗

――THE BLUE HEARTSの梶原（徹也）さんやプリンセス プリンセスの渡辺（敦子）さんが今作でコメントを寄せられていますが、その経緯を教えてください。

勇太郎　プリンセス プリンセスの渡辺さんは専門学校時代にNovelbrightでディレクションを受けていて、その繋がりで今も交流があります。

雄大　THE BLUE HEARTSの梶原さんは僕が中学生の時に口笛のイベントで梶原さんのパーカッションと僕の口笛でコラボしたことがあって、そのときからの付き合いです。梶原さんは、僕がNorvelbrightでボーカルをしているというのを知って下さっていて「あの時の口笛の少年が今はバンドで頑張っているならまた一緒に出来たらいいね」と。それで今年の１月に梶原さんがドラムのワークショップを開いた時に「良かったら手伝いに来てよ」と言ってくださって、THE BLUE HEARTSのコピーをNovelbrightで一緒にさせてもらって。梶原さんとねぎのツインドラムで「青空」と「TRAIN-TRAIN」をやりました。そういう繋がりから今回コメントをいただきました。

――では、ミニアルバム『SKYWALK』についてなのですが、メンバーそれぞれこれは聴いて欲しいというオススメの曲はありますか？

聡次郎　「ヒカリへ」が、サブリード曲でMVにもなっている曲なんですけど、Novelbrightでミディアムテンポの曲は前からずっと作りたかったんです。現段階で出せる集大成と言いますか、壮大なイメージの曲で「SKYWALK」という作品を象徴するような曲にできて。これは絶対に聴いて欲しいですね。

勇太郎　最後の曲の「We are calling you」が今まで作ってきた中で一番力が発揮出来たすべてを詰め込めた楽曲になっています。疾走感もあって楽しくて、雄大がつけたメロディーも凄いキャッチーだし、歌詞も良くて。これはぜひ聴いてライブに遊びに来てほしいなという楽曲です。。

雄大　選ぶのがめっちゃ難しいんですけど…「Walking with you」かな。Novelbrightといえばコレ！　という代表曲です。僕は開始５秒で心を掴みたくて、この曲は歌始まりでそれができるかなと思います。メロディーが凄くキャッチーで伸びもあるし、音階に高低差もある。1回聴いたら忘れられへんメロディーをにできたと思います。昔からやっている曲なのですが、今回はリメイク版で音源を一から録り直してアレンジも変えて収録しています。ライブでの定番曲でもありますね。

――ファンの方もライブといったらコレ！　という曲なんですね。海斗さんはどうですか？

海斗　僕は「My Savior」という曲です。歌詞が凄くいいなって思って。「ひとりじゃないよ」という曲で「落ち込んでいてもあなたに手を差し伸べてくれる人はいるよ」という感じの歌詞です。あと個人的にギターも普段しないようなことをやってみました。聡ちゃんが作った曲で、仮タイトルが「アクアリウム」だったんです。その曲のイメージに沿うように溺れているようなギターフレーズにしていて。自分が一番表現できた曲になっているので僕は「My Savior」がおすすめですね。

――溺れているようなギターフレーズなんですね。ぜひギターに注目して聴いて欲しい曲ですね。最後にねぎさん。

ねぎ　僕は勇太郎くんと被るんですけど。最後の「We are calling you」という曲が一番好きで、曲調とかも凄くキャッチーですし、ライブでも叩いてて楽しい！何が一番好きかって言うと、雄大くんがつけた歌詞が心に刺さるというか…本当に感情移入できるんです。もちろん全部の曲そうなんですけど、特に一番好きな歌詞はこの曲ですね。フレーズでいったら「誰かが言ったお前には無理だと」「もう辞めにしたらどう？」とか過去に実際言われた言葉が入っていて。これからもっと頑張っていこうという気持ちになれる曲です。

――元気ない時に聴きたくなる曲ですね！

ねぎ　そうですね。自分でも聴きます（笑）「SKYWALK」をめっちゃ聴いてます、僕。順番通りに聞いたら「うわぁー、いいなー」ってなりますね！

――みなさん、ご自分の楽曲は聴かれるんですか？

雄大　僕毎日聴きますよ。「ヒカリへ」は毎日聴いてます。

ねぎ　僕も「We are calling you」を毎日聴いてます。

雄大　今までもそうですけど、新曲が出来て、音源が出来上がるたびにもうずっと、ずっと聴いてます。ミックスが終わってマスタリングが終わって、出来立てほやほやの音源をもらったらスタジオから家に帰る間…帰ってもずっとリピートして聴いてます。いつまでもこの気持ちでおりたいな（笑）

――「Walking with you」の歌詞についてなのですが、男性目線・女性目線どちらでしょうか。

雄大　僕目線で、19〜20歳ぐらいの時に作った曲です。

――歌詞はどういう時に降りて来るんですか？

雄大　歌詞は降りてこないんですよ（笑）メロディーはある瞬間ふと神がかったみたいに降りて来るんですけど。勇太郎くんたちがメロディーの無い伴奏を聴かせてくれて、適当に流して「～～～～♪」って歌って、「あ！　このメロディーええやん！」ってメロディが決まることがあるんですよ。「Walking with you」がまさにそれで、一発でメロディー全部決まったんです。僕が適当に歌ったのが凄く良くて「これで行こう！」となりました。「Morning Light」も一発で決まりました。なので、メロディーはほんまに「やべー来た！」って降りてくるんですけど歌詞は書こうと思わないと書けなくて。ふとした日常で、例えば電車に乗っている時に歌詞が降りてきたみたいな経験はなくて、歌詞は「はい、歌詞書きます」じゃないと考えられないですね。

――何日ぐらいで書けるものなんですか？

雄大　歌詞は１日で書けなくて凄い時間かかっちゃうんですよ。すぐできる歌詞もあるんですけど、やっぱり何日もかかっちゃう歌詞が多くて。もっといっぱい歌詞を書かないとって思います（笑）

――Novelbrightさんの曲は凄く歌詞が刺さる曲が多かったです。

雄大　ありがとうございます！　「Walking with you」は割と早く書けたんですけど、今回のミニアルバム『SKYWALK』に入ってる新曲は結構時間かかっちゃいましたね。

――それは何でですか？

雄大　なんでやろ…恋してないからかな（笑）「Walking with you」を書いている時は恋していました。だから早かったんですかね。もう３年ぐらい恋してないかな…？（笑）