シンガーソングライターで俳優の阪本奨悟(25)が14日、都内で写真集『ただいま。』(講談社、10日発売)の出版記念イベントを開催。イベント前には報道陣による囲み取材に応じた。25歳になり、写真集について「大人の魅力も詰まっている」と言う、阪本。アーティストとして「ザ・ビートルズが大好きなので、同じステージに自分も立ってみたい」と日本武道館公演が夢だと語った。

 『ただいま。』は、25歳となった阪本を北海道・函館と東京・渋谷のロケーションでフォトグラファーの今城純氏が撮影した写真集。ロングインタビューも収められており、現在の阪本の魅力が詰まった1冊となっている。

 阪本は2007年にミュージカル『テニスの王子様』で4代目越前リョーマ役を演じ人気を博したが、2012年に音楽活動に専念する為に地元・兵庫に戻り地道に音楽活動を続けていた。そして、2017年5月に福山雅治プロデュースのシングル「鼻声/しょっぱい涙」でメジャーデビューを果たした。

阪本奨悟

 写真集のタイトル『ただいま。』について、阪本は「12歳から役者をやっていましたが、音楽に集中したいと思って神戸に戻りました。メジャーデビューして、今改めて役者としても活動したいと思い、そう言う意味でタイトルをつけました」と込められた想いを語った。

 ロケ地の函館について、「うにが美味しかったです。一日2食は食べていた記憶があります。味覚は見た目に寄らず、割とおじさんでウイスキーとか日本酒を片手に塩辛をつまむのが好きです」と新鮮な海の幸に大満足の様子。

 また、「八幡坂に行ったのですが、眺望もきれいで空の光などがより綺麗に写っていると思いました」と今城氏の写真を絶賛。

 25歳という年齢で、役者としてもこの春に『「刀剣乱舞」~結びの響、始まりの音~』に出演するなど活躍している。TBS系の日曜劇場のファンだと言う、阪本は「今回は『下町ロケット』が放送されますが、企業の新入社員とかで成長していく役をやりたいですね」とアピール。

阪本奨悟

 アーティストとしては日本武道館でのワンマン公演が夢だと語る阪本。「ザ・ビートルズが大好きなので、彼らが立った同じステージに自分も立ってみたい」と話した。

 最後に「10代では肌の露出、入浴シーンなどはなかったのですが、今回は大人の魅力も詰まっています。1ページ目から最後までしっかり見て頂けたら」とファンに呼び掛けた。【取材・撮影=松尾模糊】

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