歌手の郷ひろみが、日本羽毛製品協同組合の「日本羽毛ふとんアンバサダー」に任命された。その就任式が10日、都内で開かれ、郷は「日本の製品の素晴らしさ、羽毛うとんの良さを僕の口から直接伝えていきたい」と就任の弁を述べた。

 今回のアンバサダーは、羽毛業界の振興と同組合並びに同組合が推奨する品質保証ラベル「ゴールドラベル」の周知を趣旨に設けられたもので、「GOLD」「JAPAN」という言葉が似合うアーティストとして、健康的且つ活動的で、睡眠に関してもこだわりがある郷ひろみに白羽の矢が立った。

 「自分のコンサートであれ、睡眠が絶対だと思っている」と、普段から体調管理として睡眠を取るようにしているという郷。コンサートの時は7~8時間は寝ているようで、この日は10時間寝て、体調は万全の様子。

郷ひろみ

 寝つきは良い方で「活字を読むと眠くなるんですよ」と就寝前には30分、本を読んでいる郷だが、日中など移動中は寝ないようにしていて「本を読んでいるか、音楽を聴いているか。スタッフとかまわりは寝ていますけどね(笑)。僕は置き引きに会わないように守っています(笑)」と、会場の笑いを誘った。

 また、「ふと思い出した」と小学校低学年の頃のエピソードを披露。母親に「死んじゃうから」と反対されながらもヒヨコを飼ったといい「寝るときもずっと一緒で、大切に育てて、最後にはニワトリになりました。あのときの柔らかな感触は今でも残っていますね」と語った。

 そんな郷には任命書のほか、羽毛ふとんと掻巻(かいまき)が贈呈された。ふとんは、最高クラスのプレミアムゴールドラベル羽毛「ハンガリーマザーグース」を使用したキングサイズのもので、郷は「ヒヨコの感覚が蘇ってくる」と笑顔。さらに、着丈190センチある、黄金に輝く豪華掻巻の袖を通し「お殿様になった気分ですね」とご満悦の様子。

 また、睡眠へのこだわりとして、「15歳から“郷ひろみ”のキャリアがスタートして。先日も全国ツアーも終えたばかり。それが毎年続いているけど枕は変わらない。コンサートで移動する時も3つぐらい用意して、高さも調整して送っている。枕の高さは変わっていない。だからよく眠れると思います」と語った。

 最後に郷は「日本の製品のすばらしさ、羽毛うとんの良さを僕の口から直接伝えていきたい。僕も快眠でゴー! ゴー! ゴー!」とおなじみのハツラツとしたフレーズで、アンバサダーへの意気込みを語った。

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