乃木坂46若月佑美と欅坂46佐藤詩織が、5日から17日まで東京・国立新美術館で展示される『第103回 二科展』のデザイン部門で入選した。

 今回の入選で7年連続となる若月佑美は、自由をテーマにしたポスターA部門に入選。「乃木坂46の歴史と共に入選しました(笑)継続は力なりですね。入賞ももちろん目指してはいますが、その目標だけではなく、これからも自分らしさを表現していければと思っています」と語った。

 今作のタイトル「モザイクのような人生」については「乃木坂46にいて感じたんですが、各メンバーがバラバラの人生なのに、集まってひとつになった時、ものすごく大きな力になる。今回は人生をテーマに表現してみました」と明かした。

 一方、昨年の「二科展」で初入選・初入賞を果たし、2年連続の入選となった佐藤詩織は、自由をテーマにした小型グラフィックD部門に入選。「アイドルの活動を行ないながら作品を手掛けるのは難しいけれど、今回も入選する事が出来て本当に嬉しいです」と喜びを語った。

 今回は、趣味となっているカメラで撮影した写真をグラフィックでも使用している。「東京の街は色々な風景があるけれど、その風景をモノクロで表現したらどうなるかを試してみたかった。写真は原宿ですね。カメラはフィルムに拘っており、現像した後に初めて見える世界がいつも楽しみです」と作品への思いを明かした。

 今年度の「第103回 二科展」では、出品応募総数が868作品。その中の295作品が入選となり、若月佑美が入選したA部門は61作品、佐藤詩織が入選したD部門は51作品が入選と狭き門。アイドル活動と二足のわらじを履く、若月佑美と佐藤詩織の今後に期待したい。

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