音楽プロデューサー・武部聡志がプロデュースする『新日本製薬 presents SONGS&FRIENDS』が11月26日に、東京国際フォーラム ホールAで開催することが決定した。コンサートは武部が選ぶ「100年後も聴き続けてほしい名アルバム」を、その音楽のDNAを受け継ぐアーティストが1曲目から全て再現する一夜限りのコンサート。第2弾としてフィーチャーするアルバムは、1975年発売の小坂忠の名盤「ほうろう」。武部は「音楽や仲間の素晴らしさ、大切さを体感できる、最高のライヴになることでしょう」とコメント。

本イベントは今年3月に第1回荒井由実「ひこうき雲」版が開催され、チケットは発売と同時に即日完売を記録、大盛況のうちに幕を閉じた。

 この度第2弾としてフィーチャーするアルバムは、1975年発売 小坂忠の名盤「ほうろう」。数多くの音楽ファンやミュージシャンに今も強く愛される小坂忠にルーツを持つ様々な世代のアーティストが、代わる代わるパフォーマンスする。さらに、日本ポップス界のレジェンド、ティン・パン・アレーから、当時のレコーディングメンバーも参加。名盤が再び蘇る豪華な一夜となる。

▽小坂忠 コメント

 『HORO』は僕が初めてボーカリストとしてのスタイルを見つけられた作品で、シンガーとしての音楽活動の出発点になりました。あのアルバムを作った1970年代の初めは、それまでの音楽界にはいなかったタイプの、すごいミュージシャンがたくさん誕生して、それぞれの個性を発揮して、お互いを認め合って作品を作り上げました。今回のライブにもすばらしいミュージシャンが参加してくれてすごくうれしい。みんなで一緒に歌おうよ、という感じのライブにしたいですね。

▽武部聡志 コメント

 荒井由実『ひこうき雲』に続く、SONGS&FRIENDS第2弾は、小坂忠『ほうろう』です。このアルバムが発売された1975年、当時18歳だった僕は、それまでになかった斬新なサウンド、そして忠さんのボーカルに衝撃を受け、プロミュージシャンの道を目指した事を今でも鮮明に覚えています。このアルバムが、後に世に出るジャパニーズソウル、R&Bの礎になった事は疑う余地がありません。今回、当時レコーディングに参加し、日本の音楽シーンを変えていった名うてのミュージシャン、そして忠さんにゆかりのあるアーティスト、更に彼らの遺伝子を受け継いでいる音楽家が集い、一夜限りのセッションが行われます。きっと音楽や仲間の素晴らしさ、大切さを体感できる、最高のライヴになることでしょう。

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