さくら学院 “成長期限定ユニット”をコンセプトに掲げるアイドル・グループ、さくら学院が11月18日、「オープンキャンパス学校説明会」を開催。2ndシングル「ベリッシュビッッ」のリリース(12/21発売)を記念して行なわれたこのイベントは、さくら学院が標榜する「教室エンターテイメント!」の全貌を明らかにするというもの。
 イベントには小5から中3までのメンバー12人のほか、”校長”に就任した放送作家/演出家の倉本美津留氏(「松本人志のコントMHK」「爆笑!大日本アカン警察」など)、メンバーと同じ制服を着た小島よしおさんも体験入学生徒として参加。会場内にメンバーの手作りによる作品(アクセサリー、書道、壁新聞など)が展示されるなど、学校生活とクラブ活動をテーマにしたさくら学院の魅力が凝縮された内容となった。
 イベントはメンバーの自己紹介からスタート。さくら学院の活動内容をまとめた映像、マリリン・モンロー、ココ・シャネルなどの言葉を引用した”校則”が紹介されたあと、倉本校長が登場。「さくら学院のマスコットキャラを考える」というお題にメンバーがアドリブで応える特別授業が行なわれた。
 授業終了後、フォークダンスの定番曲「オクラホマミキサー」のメロディから始まる新曲「ベリシュビッッ」を初披露。かわいいフォークダンスとダイナミックなパフォーマンスを融合させたステージング、そして「今年、来年と”ベリシュビッッ”という言葉を流行らせたいです!」(三好彩花さん)というコメントに350名のファンも大きな歓声を送った。
 さらに生徒会長の武藤さんが「パワーアップしたさくら学院はこれからも楽しい作品をみなさんにお届けします!」と力強く宣言したあと、人気曲「FLY AWAY」「FRIENDS」「夢に向かって」をパフォーマンス。学校を舞台にしたポップな楽曲、次々とフォーメーションを変えながら繰り広げられるダンス・パフォーマンスを披露し、さくら学院の高いエンターテインメント性をダイレクトに見せつけた。
 イベント後に行なわれた記者会見でも、「“ベリシュビッッ”は“ベリーベリーシュビデゥバー”の略で、最高に幸せという意味。この曲にはわたし達のハッピーな気持ちが込められています!」(武藤彩未さん)、「フォークダンスはあんまり踊ったことなかったけど、ファンの人たちも盛り上がってくれて嬉しかったです」(中元すず香さん)と新曲をしっかりアピール。倉本氏も「それぞれの個性を活かして、時代を引っ張っていくスーパーな女性に成長してほしい」とエールを送った。
 12月には、倉本氏のほか、ロボット開発で知られる工学博士の古田貴之氏、宇宙理学博士の佐治晴夫氏、ボイストレーナーの安まゆみ氏を講師に迎えたイベント「公開授業」も開催。さらに来年1月から3月にかけてレギュラー番組(TOKYO MXテレビ)もスタート。初代校長に就任した倉本氏も「ライバルは?」の質問に対して「強いて言うなら宝塚女学院」と答え、数多くあるアイドルグループのなかでも際立った個性を放つさくら学院の存在は、ここからさらに広がっていくことになりそうだ。

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