今は何も思わないです
――ネルさんは、BiSに加入したことで性格面もいろいろ変わってきていますか?
ネル・ネール 今はまだ「強くなってるといいなぁ」という気持ちです。だけど、久しぶりに会う人たちに「明るくなった」と言われるようにはなりました。
――以前は、人見知りな性格だったとか?
ネル・ネール 加入以前は、あまり社交性がよろしくなかったようです(笑)。でもBiSに加入してからは、それこそ今回の総選挙もそうだし、毎回大きい壁が次々現れて、それを乗り越えていくまでにもけっこう大変だしつらいこともあるんですけど。それが、結果的に自分の自信に変わっていってたらいいなと思います。とにかくBiSの人生はハードル走だから(笑)。
――BiS 47都道府県ツアー『I don't know what will happen TOUR』に関してはどうですか?
ネル・ネール 初めての土地での経験もあって、それが嬉しいし、ありがたいなと感じています。
ゴ・ジーラ でも、ツアーはホントに楽しい。各地で、地元のファンの人たちと話す機会も多いんですけど。みんな自分の地元にBiSが来てくれたことを本当に喜んでくれてるんですね。わたしも地元に好きなアーティストが来ると特別感を覚えてたし、その気持ちもわかるから、すごく嬉しく感じてます。
――ハナさんも、心は強くなりましたか?
トリアエズ・ハナ わたし、死ぬほどメンタルが弱いというか、とても「気にしぃ」なんですよ。だから、壁が現れるたびに「あーっ!!」となっちゃうんですけど。でも、元気なときは元気です。ツアーに関しても楽しんでまわってます。ただし6月からのツアーは、BiS1st/BiS2ndという新しい体制でのライブで、研究員の中には待ち望んでいた形ではなかった人たちもいるのかも知れないけど。でも、みんなライブが終わったあとに「楽しかった」と言ってくれるから、みなさん温かいなぁと感じてます。
――BiSの場合、メンバー個々の個性も持ち味ですが。それ以上に、BiSという存在に強く惹かれてる人たちも多いのかなと想像します。
ゴ・ジーラ それはあるなと思います。第二期BiSが始動するときも、メンバーが発表されてないにも関わらず、先に発表したワンマン公演のチケットが完売したんですよ。それくらい、BiSという存在自体に力があるなとはメンバー自身でも感じていることなんです。
――しかもBiSは、その時期その時期のメンバーがBiSの存在感をバージョンアップさせ続けていますからね。
ゴ・ジーラ 確かに、今のBiSを作りあげていくのは今のメンバーたちですけど。でも、BiS自体に力があることもわかっているから、そこは上手く利用していきたいなと思ってます。
――ちなみに、BiSの存在をプレッシャーに感じることは?
ゴ・ジーラ 始まったばかりの頃はすごくありました。あの当時は、「BiSらしくやってください」「BiSっぽくない」と言われるたびに「嫌だな」と思ってたんですけど、今は何も思わないです。