ガールズバンド・チャットモンチーが1日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演。今年7月に解散することを発表している同バンドにとって最後の出演となり、ボーカルの橋本絵莉子は「『もうやり切ったね』って2人で話せた」とコメント。ネット上でも大きな反響が挙がり、「私の青春。一気に切ない」と噛みしめるファンの声が見られている。

 この日のMステ出演がテレビでの最後のパフォーマンスとなったチャットモンチー。番組では懐かしの映像を流しつつ、バンドの歴史を紹介した。

 ボーカル橋本は「いろいろ変身してきて、『もうやり切ったね』って2人で話せたので、最後ですね、今日が」とコメント。司会のタモリから「やり切りましたか?」と尋ねられると、「そうですね。やり切る予定です」と笑顔を見せ、最後のステージへの意気込みを口にした。

 この日出演していたAKB48(NMB48)の山本彩はチャットモンチーが好きだといい、「学生のときにガールズバンドを組んでたんですけど、その時はシャングリラをコピーもして歌ってましたし、周りもみんなコピーしてる子たちはたくさんいました」と思い出を振り返った。

 この日のステージで、チャットモンチーが披露したのは、最後のアルバムに収録される新曲の「たったさっきから3000年までの話」と同バンドの代名詞的な楽曲である「シャングリラ」。橋本が耳なじみの良い歌声を響かせれば、ベースの福岡晃子はエネルギッシュな音を鳴らした。

 また、「シャングリラ」では、OKAMOTO’Sのオカモトレイジがドラムスを担当。曲が切り替わったタイミングでカメラがアップで捉えた。

 番組のラストに花束を贈られた2人。福岡は「すごくあの、田舎で自慢できます」と笑顔を見せ、橋本は「楽しかったです。ありがとうございます」とコメント。徳島が生んだガールズバンドが、“ラストMステ”を元気よく締めくくった。

 このチャットモンチーにはネット上で大きな反響が起こり、「思い出が蘇るってばよう」「涙が止まらない」「シャングリラに、涙しました…。 二人とも、可愛かった」「チャットモンチーは私の青春。一気に切ない」などと、寂寥をこめながら見守ったようだ。

 さらに、まさかのオカモトレイジの登場には多くのファンが驚いたようで、「チャットモンチーよかった。レイジには笑った。笑」「オカモトレイジのお陰で最高のチャットモンチーを見れた」「レイジ最後のチャットモンチーのドラムしたのな...泣けるわ」と、チャットモンチーのラスト″Mステ″を支えたオカモトレイジに感謝する声も見られている。

 昨年11月、解散することを公式サイトで発表したチャットモンチー。「次はこれ! というような具体的な構想は今のところないのですが、未来に想いを馳せながらしばらくは2人とも互いの日々を大切に過ごしたいと思います」などとコメントを寄せ、それぞれ新たな道に進む決意を寄せていた。

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