韓国の男性ダンス&ボーカルグループNCT 127が23日、東京・お台場パレットプラザで、 日本デビューミニアルバム『Chain』の発売を記念したリリースイベントをおこなった。タイトル曲「Chain」など3曲を披露し、観衆を魅了。日本デビューに当たり、「皆さんと一緒ならばどんなことも成し遂げられると思います」と語った。

 NCT 127は日本・韓国・中国・アメリカ・カナダ・タイと多国籍のメンバーから構成される9人組。2016年7月に韓国デビューし、23日に日本デビューを果たした。

 この日は、雨模様の天気にもかかわらず会場には1階から3階までびっしりと観衆が詰めかけた。メンバーは登場すると、響き渡る歓声の中で「Limitless」を披露。それぞれのソロパートを繋ぎながらステージを展開。

 それぞれ自己紹介からMCとともに『Chain』をダイジェストに流し、それぞれの曲に対する思い入れなどを解説。4月から福岡・国際会議場メインホールを皮切りにデビュー前『NCT 127 JAPAN Showcase Tour “Chain”』をおこなってきた彼ら。テイルは「今日の様に日本のファンの皆さんと近くで会えて嬉しいです」とコメント。テヨンは「ユウタくんの故郷(大阪)で見た色んなタイプのお好み焼きが印象に残っています」とツアーを振り返った。

 そして、大きな雷の効果音とともに「Fire Truck」を披露。メンバーでウィンウィンを持ち上げるなどアクロバティックなダンスパフォーマンスを見せた。続けてタイトル曲「Chain」を歌唱。マークのラップが曲を引き締める。

 最後はメンバー全員がステージ上横一列に並んで深々と頭を下げて、感謝の気持ちを表した。

 また、イベント後には報道陣による囲み取材に応じた。イベントを終え、テヨンは「雨の中、皆さんの情熱的な応援のおかげで僕たちも情熱的なパフォーマンスができた」と語った。

 様々な国籍のメンバーから成るNCT 127。その繋がりの秘訣について、「メンバー間の信頼とお互いの態度だと思う」と話す。

 日本での活動の目標について「これからもっと日本のファンの皆さんの前に立って単独公演をやってみたいです」と意気込んだ。さらに「皆さんと一緒ならばどんなことも成し遂げられると思います」と語った。【取材=松尾模糊】

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