——同じバンドがやっているとは思えないバリエーションの広さですよね。個人的にテーマが面白いなと思ったのが「SHISHIMAI」なのですが、着想はどこから得たのでしょうか。
『KAI•TAI•SHIN•SHO』完全生産限定豪華盤
一樹 ファンのみんなに回転させて頭を振ってもらえたら面白いんじゃないかなというところからでした。その回転というところから獅子舞が浮かんできまして。
——動きからだったんですね。そこから獅子舞をテーマに歌詞を。
一聖 獅子舞といえば日本の伝統文化で面白そうだなと。獅子舞って僕の最初のイメージだとパッと見、ちょっと怖そうだなと思っていました。でも、みんなのヒーローという風に見方が変わって、今回の歌詞に繋がりました。
一樹 言ってみるもんだなと思いました。
優 本当にアイデアは思いついたら言って見たほうがいいです。そこからどう広がるかはわからないので。
——どこから発展していくかわからないですからね。あと「Die s Kill」をオープニングにした意図は？
一聖 BugLugらしさがより出た１曲だと思ったからです。この曲を１曲目にしたことにより「BugLugキター！」となってくれるかなと。
優 わかりやすくいうと景気付けです（笑）。あと、初めて僕らを知った方への名刺がわりの一曲としても良いかなと。
——ライブでも盛り上がり必至のナンバーになりそうですよね。では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
一樹 僕はアルバムのツアーがすごく好きなんです。今後このツアーでしか聴けない曲も出て来るかもしれませんし、一本一本、演奏できる喜びを共有して素敵なアルバムツアーにしたいなと思います。
将海 今回、ドラムに関してはLa'cryma Christi（ラクリマ・クリスティー）のLEVIN（Dr）さんのスタジオでレコーディングさせていただきました。どの曲を聴いてもLEVINさんを感じられる曲になっています。YOSHIKIさんのフレーズも取り入れてるので、意識して聴いていただけたら嬉しいです。
燕 かっこいい曲が揃ったので、あとはライブで伝えていくだけです。ライブはBugLugらしさをよりパワーアップしたところを観せられたらと思います。
優 久しぶりのアルバムツアーなので、一本一本大事にして、曲ごとの魅せ方もしっかり考えていきたいです。タイトルの『TOUR 2018 「ANIMANIA」 』というように魂がぶつかり合うようなライブが出来たら良いなと思っています。
一聖 アルバムを体感してもらいたいという思いがすごく強いので、ライブにも来ていただきたいです。そうすれば『KAI•TAI•SHIN•SHO』の良さをより知ってもらえると思うので。知れたからこそ分かち合えると思います。９月には野音でワンマンも控えているのでそこに向けて大切にツアーを回っていきたいと思います。
（おわり）
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