『山本舞香写真集サニー/ムーン』を発売した山本舞香

 女優の山本舞香(20)が17日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで『山本舞香写真集サニー/ムーン』(講談社刊)の出版記念イベントを開催。山本は、イベントに先駆けて報道陣による囲み取材に応じ、「撮影の時だけ(カメラマンに)恋をしていたと思います。じゃないと、ああいう写真は撮れない」と女優らしい一面を見せた。また16日に、V6の森田剛と結婚した女優の宮沢りえについて「何をしても宮沢さんがやると格好良い。お子さんがいながら、生き方も格好良い」と憧れていることを明かした。

 『山本舞香写真集サニー/ムーン』は、山本にとって初の水着ショットも収録したファースト写真集。1人の女優として成長する彼女の姿がこの1冊に収められている。撮影は、彼女が昨年10月に成人となった誕生日前に沖縄の竹富島で、成人後に故郷である鳥取・米子市でおこなわれたという。さらに、この写真集にはモデルとして活動し、女優に転身したこれまでと、女優としてのこれからを語ったロングインタビューも収録されているという。

山本舞香

 山本は囲み取材に登場すると、この写真集の製作について「2年前に作ろうとなって、やっと出版する事ができました。長い様で短かったです」と語った。また「地元は思い出の場所に行きました。竹富島は凄く海も綺麗でしたし、19歳の最後に良いところにいけました」とロケーションの感想を述べた。

 初の水着ショットについては「恥ずかしかったです、すごく」と振り返る。そして「ここで水着をやれば、男性ファンも増えてくれるかなと狙った部分もあります」と笑みを浮かべた。

 撮影の間は「ただただ楽しいという感覚だけ」だったという。お気に入りのショットである、竹富島での夕陽をバックにした写真については「自分で色々考えながら、撮られています。19歳の最後に色々思うところがあったのかな」と回想した。

 また「最初はTシャツとか短パンとか着るかと思っていたので、鍛えずにいったんです」とありのままの自分で撮影に臨んだ事について、少し悔しさをのぞかせる。しかし、その後「狙った感じで鍛えて行っても自分らしくない」と自分を納得させたと言う。さらに「普通に喋ると『態度悪い』と言われるので、声のトーンを上げています。でも、ありのままの山本舞香を好きになってくれると嬉しい」と本音を明かす。

 写真集としては、珍しい水中カットが収録されていることについて、「(海に)3時間入ってました。ずっと。水の中にいると時間の感覚もないですし、楽しかったです」と語る。

 さらに「撮影の時だけ鈴木心さん(カメラマン)に恋をしていたと思います。じゃないと、あれだけ笑っている写真は撮れない」と大胆に明かしたが、続けて「次の日は余韻があって、2日後はさっと(恋が冷めました)。ああ楽しかったなと」と女優らしい一面を見せた。

 次回作について「まだ予定はしてないです」と言うが、「機会があれば、もうちょっとファッション系というか、女の子が見ても男の子が見ても色っぽいというか。年を重ねてそういう写真集を作りたいなとは思います」と次の写真集についてイメージを語る。

 体のチャームポイントを問われると「あるわけないじゃないですか」と言い、「おしりが大きいのが嫌い」とコンプレックスを明かした。

 16日にV6の森田剛と結婚を報告した、宮沢りえについて山本は「昔から宮沢りえさんが好きだった」と言い、「何をしても宮沢さんがやると格好良い。お子さんがいながら、生き方も格好良い」と心酔している様子。そして、自身の結婚については「タイミングですね」とした。好きなタイプは「腕が太い人。強気で立ち向かってくれる人が良いですね」とのこと。

 最後に、山本は「未成年から成人を迎えた山本舞香がここに詰まっています。今まで世間に見せたことのない表情が入っているので、是非見ていただければと思います」と呼びかけた。【取材・撮影=小池直也】

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