小室哲哉と浅倉大介(access)によるユニット・PANDORA(パンドラ)が24日発売したシングル「Be The One」が、オリコンシングルデイリーランキングで3位を記録した。また、ダウンロード配信でも各サイトで上位にランクインしている。

 PANDORAは、シングル発売日におこなわれた日本武道館での『超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2018』に出演。Beverlyをボーカルに迎えた「Be The One」やKAMEN RIDER GIRLSと「proud of you」を披露。短いステージではあったものの圧巻のパフォーマンスで日本武道館を沸かせた。

 そんなPANDORAが2月7日に初のミニアルバム「Blueprint」を発売することが決定。収録内容やCDジャケットなど全貌も解禁となり、ようやく「Be The One」以来のPANDORAの音が発表される。

 本作品全4曲ながら「Be The One」と「proud of you」が小室が長年タッグを組んできたミックスエンジニアのDave Fordの手により新たにミックスされた楽曲や、ULTRA JAPAN 2017出演時に披露され、新たにシンガーのMiyuuがボーカルトラックで参加した新曲「Shining Star」、また昨年小室哲哉がMUTEK CLOSING PARTYでパフォーマンスした「Aerodynamics」のPANDORAバージョンが17分の大作で収録される。

 初回盤には『Be The One』のミュージックビデオのほかに、Red Bull Music Studios Tokyoなどでおこなわれた2人の制作現場に密着したドキュメンタリー映像が約30分収録。フォトブックレットでは、結成秘話や今回のユニットのコンセプトなどを語ったスペシャルインタビューなどが40ページにも及んで収録されている。

 なお、小室の楽曲で2010年に発売されたglobe『15YEARS -BEST HIT SELECTION-』(2010年9月配信)が昨年12月にレコチョクアルバムランキング1位を獲得。引退発表の影響を受け、music.jpで1位、レコチョク、Google Play Music”では2位、iTunesアルバム総合ランキングで4位など各音楽配信サイトでランキングされている。音楽サブスクリプションのAWAやSpotifyなどもでここにきて多くのプレイリストが作成され、盛り上がりを見せている。

 先日引退を発表した小室哲哉だが、新旧問わず今尚色あせない数々の楽曲のなか、来月発売されるミニアルバム『Blueprint』は最新の小室サウンドが詰まったものとなる。

 ちなみにアルバムタイトルの「Blueprint」は“未完成版”という意味もあり、インタビューの中で小室は「プレゼンテーションの音」という言葉で今回の作品を表現している。

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