氷川きよしが15日に、東京・江戸川区総合文化センターで最新アルバム『新・演歌名曲コレクション6 −碧し−』の購入者を対象としたプレミアム握手会を開催した。イベントでは、30日にリリースする新曲「勝負の花道」のジャケット写真を初公開し、歌唱。氷川は1400人と握手をおこない、「今年も紅白歌合戦に出させていただけるように頑張ってまいります」と意気込んだ。

 『新・演歌名曲コレクション6 −碧し−』は、2017年11月21日にリリース。昨年20万枚を超えるヒットとなったシングル「男の絶唱」の新アレンジや、NHKラジオ深夜便『深夜便のうた』(7~9月)の楽曲としてGReeeeNが書き下ろした「碧し」を収録している。

 この日はアルバムを購入し応募した約2万人の中から、抽選で選ばれた1400人のファンがプレミアム握手会に参加した。

 シルバーのスーツ姿で登場した氷川は「男の絶唱」を歌唱すると、「お忙しい中本当にありがとうございます」と挨拶。続けて、前人未到の9回目の受賞となった『第50回日本有線大賞』について改めて感謝の言葉を述べた。

氷川きよし

 「きよしのズンドコ節」を披露した昨年大みそかのNHK紅白歌合戦について「たくさんの方に知っていただいている曲ですから、セットもハッピーな感じで宝船と聞いて、白地に金の柄が入っている衣装にして、間奏の間に脱いでキンキラキンの衣装になるという形にしました。リハーサルは緊張しなかったんですが、本番はとても緊張しました」と振り返り、「今年も昨年のように紅白歌合戦に出させていただけるように頑張ってまいりますので、皆様2018年も氷川きよしをよろしくお願いいたします」と今年の意気込みを語った。

 その後、アルバムから「花笠道中」と「真昼の最終列車」を初披露。そして、30日にリリースする新曲「勝負の花道」のジャケット写真を初公開。氷川は「誰もが特別ではなく、みんな自分自身と戦って、人生を向上することができるんだよという作品に仕上がっています」と新作について語り、「今年はカップリングも含めて、演歌一筋でやっていこうと思います」と宣言。「勝負の花道」を熱唱した。

 ステージを終えると、その後はファンと会話をしながら触れあい、3時間かけて1400人と握手会を実施してイベントは終了した。

 なお、氷川は24日の埼玉・ウェスタ川越公演から『氷川きよしコンサートツアー2018』をスタートさせる。また、新曲「勝負の花道」のリリース日にあたる30日には、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で発売記念イベントも予定している。さらに、デビュー19年目に突入する2月1日・2日には東京・中野サンプラザでコンサートを開催するなど、精力的な活動が続く。

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