清原翔と桐谷美玲と三木康一郎監督

 女優の桐谷美玲(28)が27日、都内でおこなわれた、自身主演の映画『リベンジgirl』の公開記念イベントに登場。映画の撮影を振り返りながら、来年への抱負を語った。この日は共演の清原翔と、メガホンをとった三木康一郎監督も登壇した。

 『リベンジgirl』は、東大首席でミスキャンパスグランプリに選ばれる一方で性格ブスで失恋続きのヒロインが、失恋をきっかけに総理大臣を目指して奮闘する姿を描いたラブストーリー。ヒロイン宝石美輝役を桐谷、美輝がフラれるイケメンで政治家一家の息子・斎藤裕雅役を清原、美輝の選挙秘書・門脇俊也を劇団EXILEの鈴木伸之が担当する。また映画の主題歌には、JYの「Secret Crush ~恋やめられない~」が起用されている。

桐谷美玲

 この日は、各人の2018年に向けた抱負を習字にて披露。桐谷は「美輝ちゃんもどんどん新しいことに挑戦して頑張っている姿を演じましたし、刺激を受けたので」と、「トライ」としたためた。

 その目標に対して「基本的に家の中で丸まっているので、そろそろ動き出そうかなと。スポーツは…ちょっとまだハードルが高そうだな」などと語っていると、三木監督からは「トライしなさそうですよ」とツッコミを受け、半ば苦し紛れに「ヨ、ヨガをやります! 疲れるけど、体も柔らかくなったり、姿勢も良くなったりするから。2017年もやると言いながらやらなかったし」と返答、笑いを誘っていた。

 仕事に対しては、現在28歳であることを改めて振り返り「いつまでも23、4のような気持ちだし、応援してくれる人もそんな印象があるのかな? 年相応の、実は大人だという一面も出していきたい。そういうことにも挑戦していきたいなと思います」と前向きな気持ちをコメントした。

 9月に撮影始まり、この日までずっと後半は「『リベンジgirl』一色だった」と振り返る桐谷は、既に公開が始まっている作品に対して「友達たちからは『すごく強烈なキャラクターだったね』って。ずっと出てるから大変だったねとねぎらってもらいました。テンポも良くておもしろかったと」と友人からの反応を明かす。

 それを聞いた三木監督は「僕の80に近いオフクロが桐谷さんを見て『あのことはずっとしゃべっていて大丈夫だった?』と言っていまして…」などと語ると、桐谷は「大丈夫じゃないです!大変だったとお伝えください」と大変だった撮影の様子を吐露し、会場を沸かせていた。

清原翔と桐谷美玲

 またこの日は、観衆からの質問を気軽に受け付けるコーナーも設けられ、2度、3度と訪れたという観客に桐谷は「ありがとうございます。ずっといらしてくれていますよね?」と感謝の言葉をかける。

 一方、映画の「いろんな政党が出てきたと思いますが、自分で作るとしたら、どんな政党を作ると思いますか?」との質問を受け、桐谷は「みんなでおいしいものを食べようという政党」と回答。笑いを呼びながらも「食べると仲良くなるし、すごく前向きになると思うんです。lそこからいろいろやっていこうと」と意外にも前向きな意見も。

 またさらに「ペットを大事にする政党とか…」と答えると、三木監督はピンと来たように「撮影でトカゲとか出てきたの掴むんです。みんなキャーって嫌がっている中で」と振り返る。桐谷は「好きなんです。結構生き物好きで。犬も飼っているし、道端にいるカエルとかトカゲも好きだし、小さいころはカブトムシも買ってたし、トンボも捕まえたり」と無類の生き物好きであることを明かしていた。【取材・撮影=桂 伸也】

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