<写真>河口恭吾 先月末に約3年ぶりのオリジナルアルバムを発売し、話題となっている歌手の河口恭吾さんが、日米桜寄贈100周年を祝うイベント「MetLife Alico Pink Tie Party」に参加し、自身の作品である「桜」を生披露した。
 このイベントは、1912年に日本からワシントンへ約3000本の桜が寄贈されてから今年で100周年を記念し、「桜の里帰り」をコンセプトとして、ワシントンの桜を中心に東日本大震災被災地に植樹することを目的に実施する「SAKURA project」の一環として、東京丸の内CAFE GARBにて「SAKURAカフェ」を期間限定オープンにあわせて開催されたもの。
 当日は、各界からお祝いに駆け付けた女優の天海祐希さん、俳優の平泉成さんや2012ミス・ユニバース・ジャパンの原綾子さん、そして駐日アメリカ大使ルースさんなどが見守る中、河口さんが登場。
 「色んな事があった昨年を踏まえて、自分の『桜』の受け止められ方が当時とは変わってきているのを実感しております。そんな中、『桜』繋がりということでお呼び頂きありがとうございます」という想いを伝え、延べ180人の前で、より柔らかくしっとりと歌い上げ、会場全体は、優しい空気に包まれた。
 2003年に発表され、長年歌い続けた『桜』。今回発売されたニューアルバム『ROMANCHICA』に は、セルフカバーで『桜 キズナVer』として新たに収録しており、時を越えて改めて届けられることになった。桜が咲く季節を何度も一緒に過ごせるように、ともに笑顔でいられるようにと心から願いながら、これからも唄い続けていきたいという決意が河口さんの歌声から感じられた。

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