キマグレン、アコツアー最終公演で武道館決定を発表
今年2月20日でメジャーデビュー満4周年を迎え、いよいよ節目となる5周年目に突入したキマグレン。そんな彼等にとってのスペシャルイヤー幕開けとなった今回のアコースティックツアー「ACOUSTIC TOUR 2012 ~Rough & Smile III~」のファイナル公演が3月10日、SHIBUYA AXにて行われた。
今年2月20日でメジャーデビュー満4周年を迎え、いよいよ節目となる5周年目に突入したキマグレン。そんな彼等にとってのスペシャルイヤー幕開けとなった今回のアコースティックツアー「ACOUSTIC TOUR 2012 ~Rough & Smile III~」のファイナル公演が3月10日、SHIBUYA AXにて行われた。
ウッドベース、パーカッション、キーボード、アコースティックギターのシンプルなアコースティック編成で、会場もオール着席と、いつものキマグレンのライブとはまた違う落ち着いた雰囲気の中、ブルーの照明がステージを照らし出し波の音が会場に鳴り響くと、キマグレンの二人がステージに登場し、1stデビューシングル「あえないウタ」でライブがスタートした。
スローテンポの曲を丁寧に歌い上げる二人の優しい声、それに寄り添うように奏でられる温かいアコースティックの音で、会場は一気に温かい空気に包まれた。続けて歌うのは「あえないウタ」のカップリングに収録された「想い思い」。ライブで披露するのは珍しい曲だが、このセットリストにはしっかりと彼等の思いが込められたコンセプトがあった。
今回は5周年YEARに突入ということで、ここまで支えてくれたファンのみんなと、キマグレン誕生から今に至るまでを振り返りこの4年間を2時間という短い時間の中で一緒に辿り直すというコンセプトのもと、今までリリースしたシングル曲をカップリング含め順に全てパフォーマンスするという内容だった。
キマグレンの代名詞とも言えるヒットソング「LIFE」、初めてドラマの主題歌を手がけた「愛 NEED」は二人の初ドラマ出演のエピソードも交えながら披露し、金スマへの出演で感動をよんだ「リメンバー」、昨年の震災を受け少しでもファンのみんなと繋がり不安を拭い去ってあげたいという気持ちで書き上げた「蛍灯」等、全20曲を披露し本編が終了。
そしてアンコール1曲目では新曲「消えたいくらい」という久しぶりのラブソングを披露。続くアンコール2曲目に行く前にKUREIが大きく深呼吸をしてマイクに向かい言葉を放った。「やっとこれを言える時がきました。武道館ワンマンライブ決定しました!!」。
実は自身のワンマンとしては初となる武道館ライブ。タイトルは『ON THE BEACH ~武道館を海にしよう~』。自分達だけで武道館ライブを成功させるのではなく、彼等の思いを人から人へと繋いで行き、みんなで一緒に武道館を成功させたいと語るキマグレンの二人。「みんなで一緒に武道館まで行くための新曲を作りました!」というMCで歌いだした新曲のタイトルは「バトン」。
「歌という”バトン”でみんなと繋がっていきたい」という、今のキマグレンらしい歌詞と、LIFEを彷彿させるオーガニック且つ進化した新たなキマグレンサウンドが今の彼等の意志を力強く届けてくれた。
2時間で24曲と非常に内容の濃い、且つ5周年YEARに突入する彼等の決意とファンを思う気持ちが溢れたアコースティックツアーファイナルは温かい歓声に包まれ終了した。
<セットリスト>
01.あえないウタ
02.想い思い
03.LIFE
04.月光浴
05.トコシエ
06.愛NEED
07.約束の丘
08.天国の郵便ポスト
09.サヨナラの朝
10.君のいない世界
11.海岸中央通り
12.SMILE
13.泥だらけのHERO
14.リメンバー
15.星空モード
16.IT'S MY 勇気
17.卒業の時
18.蛍灯
19.バケットリスト
20.新曲
EN1.消えたいくらい (新曲)
EN2.バトン (新曲)
EN3.君を忘れない
EN4.ボーダー・グランド
全24曲演奏
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