『Death Note/デスノート』ジャパンプレミアの出演者たち

 5人組アイドルグループのベイビーレイズJAPANが24日、東京・豊洲PITで『Death Note/デスノート』ジャパンプレミアにスペシャルゲストとして登場した。さらに死神リュークのコスプレでアンガールズの田中卓志も登場し会場を盛り上げた。

 『デスノート』は原作・大場つぐみ/作画・小畑健による、週刊少年ジャンプに連載されていた人気コミックで、過去にアニメ化、実写映画化、小説化もされた大ヒット作品。今回、ハリウッドで制作されたオンラインストリーミングサービスのNetflix (ネットフリックス) オリジナル映画『Death Note/デスノート』が8月25日から配信されるにあたり、監督にアダム・ウィンガード氏、主演のライト・ターナー役にナット・ウルフ、L役にラキース・スタンフィールド、ミア・サットン役にマーガレット・クアリーを起用した。

 レッドカーペットでファングリーティングおこない、舞台挨拶に移動。アダム・ウィンガード監督やプロデューサーのマシ・オカ氏、出演者の質疑応答のコーナーへ。アダム氏は本作品を手がけたことについて「監督の私にとって模索、探求できる作品にだった。スリラーやノワールなど様々なジャンルの究極のマッシュアップの作品だということ」と語った。製作でことだわったことについて聞かれると、アダム氏は「リュークを見たことのないような形で命を吹き込みたかった。まるでリュークに実際に触れられるような感じにしたかった」とこだわりを述べた。

 プロデューサーのマシ・オカ氏は「先生方と確認することに注意を注いだ。先生が納得していただける作品に仕上げることで、ファンの皆さんにも納得していただけると思いました」とプロデューサーとしての姿勢と、作者に対するリスペクトを感じさせるコメント。

 主演のナット・ウルフは「脚本読んで気に入って、原作を理解するために漫画とアニメを見たらファンになってしまいました。作品に見合う映画を作らなければと思いました」と『デスノート』のファンになったことを告げた。

 そして、原作の大ファンであるというベイビーレイズJAPANが、ステージに登場。監督や出演者にりんごのブーケを手渡した。渡邊璃生は「健康的なLが見れてとっても喜ばしく思います」とLファンだということを告げた。そして、メンバーから監督や出演者に質問を投げかけた。林愛夏が「デスノートを手に入れたらどうしますか」とアダム氏に尋ねると「僕は弱虫だから使わないと思うよ」と意外な答え。その答えに対しL役のラキースが「絶対嘘だ」とツッコむ場面も。

 フォトセッションに移ろうとすると、死神リュークのコスプレでアンガールズの田中卓志が登場。ステージ上は「気持ち悪い」や「怖い」など悲鳴が飛び交った。田中はリュークの声を担当するウィレム・デフォーが来ていなかったので、代わりに来たと説明。田中はアダム氏に「僕ハリウッドデビューしたいんですけど、どうですか」と尋ねると、アダム氏は「タイツがセクシーですね」と会話を流す。田中は「ピース・綾部(祐二)より先にハリウッドデビューできると思ったのに」と悔しそうに話した。

 田中がまとわりついてきたらどうしますかと聞かれると、マーガレットは「デスノートに彼の名前を書きます」と即答し、会場を大いに笑わせた。
 
【取材=村上順一】

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