鈴木雅之の「ラブリー」カバーに参加した右から野宮真貴、chay、露崎春女

 鈴木雅之が23日に、カバー・アルバム『DISCOVER JAPANⅢ~ the voice with manners ~』を発売する。同作に収録される小沢健二のカバー曲「ラブリー」に、野宮真貴、露崎春女、chayの3人がコーラスとして参加していることが明かされた。鈴木は「みんな音楽を愛しているDIVAで、それぞれの個性がこの曲の中に出ればいいなと思っていたら、見事に表現してくれた」と出来に満足している様子。また、その3人とともに25日深夜に放送される日本テレビ系音楽番組『バズリズム』で一夜限りの共演が披露される予定。

 今作は「カヴァーこそが原点」と語る鈴木による、日本の名曲カバー・アルバムシリーズの第3弾。「ラブリー」は、小沢健二の名作『ラブリー』収録、シングルとしては1994年11月23日にリリースされた、いわゆる「渋谷系」の代表曲。

 意外性のあるセレクトながら、鈴木は、小沢健二の持っている「ソウル」を汲み取りつつ、大人の遊び心でソウルフル&ラブリーに仕上げた。こだわりのコーラスには、元祖渋谷系の女王こと野宮真貴、そしてコーラス・アレンジも手がけた露崎春女、さらに歌声とcuteな容姿のギャップが魅力のchayという豪華女性アーティストが参加。

 なお、今回のサウンド・プロデューサー服部隆之氏は、小沢健二の元曲でもストリングス・アレンジを担当している。

『DISCOVER JAPANⅢ~ the voice with manners ~』

 鈴木は「ラブリー」をカバーするにあたり、「楽しく素敵な女性に囲まれながら、華やかにレコーディングできたらと思った時、神様のギフトのようにこの3人がピンと頭に浮かび、今回参加してもらいました。みんな音楽を愛しているDIVAなので、それぞれの個性がこの曲の中に出ればいいなと思っていたら、見事に表現してくれたのでとても嬉しかったです」と振り返った。

 コーラスに参加した野宮は「渋谷系のプリンス小沢健二さんの曲なので、私は渋谷系代表としてお声がけ頂いたのかなと思いますが、今回マーチンさんのコーラスに参加できて光栄です。レコーディングの時にマーチンさんから『真貴ちゃんの声が入るとポップな感じになるね』と言ってもらったのはすごく嬉しかったです」と鈴木からの評価に喜んだ。

 露崎は「私はこのカヴァー曲のコーラス・アレンジから担当させて頂きました。そして、鈴木雅之さんのレコーディングに参加させて頂くのが約20年ぶりだったのですが、当時はまだ若くてすごく緊張した記憶があります」と久しぶりの共演で過去を振り返りつつ、「今回またこのような形で関わらせて頂きまして、最初私の声だけで録ったデモ音源が、素晴らしい女性ヴォーカルのお二人の声が入ったことで、すごく華やかになり、曲がトロピカルなパーティーチューンな感じでとても素敵に仕上がったと思います。参加させて頂いてとても光栄でした」とコメント。

 そして、chayは「誰もが知っているこの曲のカヴァーに参加させて頂いて、とても光栄でした。大先輩方と一緒に歌唱させて頂くということもあって、レコーディングは最初はすごく緊張していたのですが、鈴木雅之さんがすごく優しくしてくださったおかげで、だんだん緊張がほぐれて自分らしく歌えたかなと思います。すごく楽しかったです」と大先輩とのレコーディングを楽しんだ様子。

 また、25日深夜0時45から放送予定の日本テレビ系音楽番組『バズリズム』では、鈴木雅之、野宮真貴、露崎春女、chayの共演が実現し、一夜限りのプレミアムな歌唱パフォーマンスがオンエアされる予定。

「ラブリー with 野宮真貴, 露崎春女 & chay」 MV
https://youtu.be/Ro8kLJBm9kk

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