ボランティアに参加したandropと一般参加者

 ロックバンドのandropが6日、都内でおこなわれた、熊本地震・東日本大震災で被災した写真の修復ボランティアに参加した。ボランティア推進プロジェクト『RockCorps』の活動の一環。サプライズゲストとして登場したandropのメンバーは、少々緊張した面持ちだったが、笑顔で一人ずつ名前を言い、ボーカリストの内澤崇仁が「今日はよろしくお願いします」とあいさつの言葉を述べ、真剣かつ楽しそうに作業をおこなった。

 『RockCorps supported by JT』は世界10カ国、約17万人以上が参加したプロジェクトで、ボランティア活動と音楽フェスを融合させるなどの試みがおこなわれており、日本では2014年の初開催以来4年連続で開催、今年9月2日に開催予定のセレブレーションには、アンバサダーを務める高橋みなみがアーティストとして出演、更に海外の参加アーティストとしてフィフス・ハーモニー、国内ではmiwa、SPYAIRとともにandropの出演が決定している。

ボランティアのようす

 一般参加のボランティア活動では、4時間のボランティア作業をおこなうと音楽ライブ(セレブレーション)のチケットがもらえるという特典がある。今回はandropの面々が、一般参加者のボランティアスタッフ約40人とともに、熊本地震の被災地、東日本大震災の被災で津波に流されてしまった写真を修復する作業の一部をおこなった。

 最後にこの取り組みで渡される音楽ライブ(セレブレーション)のチケットを、メンバー全員よりこの日の参加者一人一人に手渡した。

 代表して内澤は「お名前はお互いよくわからないんですが、つながれたような気がします。みんな、ライブには来られるんですか?またライブでつながれたらと思います。今日はお疲れ様でした、ありがとうございました!」とボランティア活動の感想と参加者へのねぎらいを口にしながら、9月2日への意気込みを語った。(取材・撮影=桂 伸也)

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