発表された日本語版吹替声優(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

発表された日本語版吹替声優(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 乃木坂46がアンバサダーを務める、映画『ワンダーウーマン』(8月25日公開)の日本語版吹替声優が決定。

 ワンダーウーマンの幼少期に大河ドラマ『おんな城主 直虎』のおとわ役で注目を集める新井美羽、大人になったワンダーウーマンをアン・ハサウェイやスカーレット・ヨハンソンなどの洋画吹替を務める甲斐田裕子、島に不時着しワンダーウーマンの運命を変えるパイロットのスティーブに小野大輔、アマゾン族の女王でありワンダーウーマンの母・ヒッポリタにベテラン声優の榊原良子、ヒッポリタの妹で最強の将軍アンティオペを深見梨加が務めることが明らかになった。

 声優初挑戦となる新井は「普段のお芝居とは違って、声だけの演技は新鮮で楽しかったです。ダイアナのお母さんは戦う練習でもダメって言うけれど、ダイアナは強くなりたくてこっそり練習するシーンが可愛かったです」と注目のシーンを明した。

 そしてダイアナが成長し、最強の美女戦士ワンダーウーマンになった後の声を演じるのは甲斐田裕子。また、島に不時着したパイロットのスティーブを小野大輔が演じる。

 小野は「強くて美しいお姉さんは好きですか? 僕は大好きです。ワンダーウーマンは圧倒的なパワーと美貌、そして純真な心を持つスーパーヒーロー。パートナーとなるスティーブを演じられて本当に光栄です。観れば皆様もきっとダイアナが好きになりますよ!」と語った。

 甲斐田はワンダーウーマンについて「戦士であり、一人の女性であるワンダーウーマン。美しいガル・ガドットによってみんなの憧れが現実に姿を表しました。私は彼女の強くまっすぐな思いを日本語で表現できるよう、表情・声・息遣いにいつも以上に細かく集中して演じました。少し世間知らずの部分と、美しくも強い部分、その二面性にも注目して頂ければ嬉しいです。そして、圧巻のアクションシーンは必見です。私も吹き替えながら強くなった気がしてワクワクしました」と笑顔。

 スティーブ役の小野について「小野さんの声で喋るクリス・パイン、世の女性達はダイアナに嫉妬すると思いますよ」と絶賛。

 ワンダーウーマンの母・ヒッポリタを演じた榊原良子は、『風の谷のナウシカ』で冷徹な皇女クシャナ役などを演じたことで有名なベテラン声優。クシャナはナウシカが住む風の谷を侵略し、巨神兵を使って腐海を焼き払う血も涙もない将軍だが、本作で演じるヒッポリタは真逆の役どころ。アマゾン族の女王で島のことを最優先で考え、気高く愛情深いリーダーなのだ。榊原は「クシャナとは異なり、ヒッポリタはその愛情で娘を守ろうとしますが、荒海に乗り出すのが“娘の運命”であり、それを静かに見送るのは“母親の使命”なのだと覚悟します。溢れる感情を抑えて佇むヒッポリタは“母”そのものだと思います」と語った。

 最強の将軍アンティオペを演じるのは、1992年から97 年に放送された『美少女戦士セーラームーン』シリーズのセーラーヴィーナス役を務めた深見梨加。美しく力強い声でアンティオペを演じる深見は「アンティオペは幼少期のダイアナにとって唯一の理解者。ダイアナには類まれなる力があると分かっているからこそ、最強の美女戦士に育てるため姉に隠れて密かに訓練をするのです」と、ダイアナにとって大切な存在のようだ。

 豪華なベテラン声優陣が名を連ねた日本語吹替版にも注目が集まりそうだ。

 “美女戦士ワンダーウーマン”を演じたのはスーパー美女ガル・ガドット。世界に受け入れられた潔くて、チャーミングなキャラクターと揺るがない芯のあるプリンセス・ダイアナ:ワンダーウーマンの美しさと勇気は、多くの人々を励まし、心を鼓舞してくれる存在になっている。人類が待ち望んだスーパーヒーロー像が描かれた『ワンダーウーマン』には【全ての人が勇気をもらえる】作品として時代に新しい風を吹き込んでいる。

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