イベントのもよう

 デジタル声優アイドルグループ、22/7(ななぶんのにじゅうに)が22日、都内で、初ライブイベント『22/7の日』を開催。11人のメンバーによるメジャーデビューおよび22/7のアニメ化が発表されるとともに、未披露となっていた3人のメンバーが初お目見えとなった。

 22/7は、AKB48などを手掛ける総合プロデューサーの秋元康氏と、アニメレーベル・アニプレックスおよびソニー・ミュージック・レコーズがタッグを組んで結成したグループ。有名クリエイターが手掛け作られた8人のアニメキャラクターと、全国1万325人の応募者から選ばれた11人の少女によって構成されており、2016年12月24日に結成された。

 この日のイベントはモーションキャプチャーのアニメによるライブ、およびメンバーの天城サリー、海乃るり、倉岡水巴、西條和、白沢かなえ、花川芽衣、帆風千春、宮瀬玲奈の8人によるリアルライブにて、彼女らのオリジナル曲「僕は存在していなかった」を披露、さらにリアルライブのみでさらにもう1曲「地下鉄抵抗主義」と2曲を初披露した。

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 そして初ステージの感想を述べながら今後の活動への意気込みを語っていると、帆風の携帯に一本の電話が入り、9月20日に「僕は存在していなかった」にてメジャーデビュー、さらに合わせて22/7のアニメ化が決定したことが伝えられると、メンバー一同口や目を押さえて号泣。電話の向こうから「がんばりますか?」とたずねられると帆風は「がんばります!ありがとうございます!」と返答した。

 またメジャーデビューに関しては、合わせて11人のメンバーによるデビューとなることが発表。これまでSHOWROOMや朗読会などのイベントで、キャラクターへの配役が決定している8人についてはすでにお披露目が行われていたが、この日初登場となった涼花萌、高辻麗、武田愛奈については声だけの活動をおこなっていた。

 突然の発表で、この日なにも聞かせられておらず観客席で見ていた3人は、突然の呼び出しに驚きながらもステージに登場し初お目見えとなり、ステージの8人と抱き合い、涙に暮れながらデビューの喜びを分かち合った。

 武田は突然の登場の機会に「前を見るのが怖いんですけど…」と泣きながら、不安そうな声を出しながらも「本当にびっくりしていますが…22/7を宜しくお願いします」と挨拶。帆風も感極まりながらも「今後はこの11人で22/7として活動させていただきますので、引き続き22/7のことを宜しくお願いします!」と力強く呼びかけた。(取材=桂 伸也)

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