初野外ワンマンを振り返った欅坂46

 欅坂46の渡辺梨加(22)、菅井友香(21)、石森虹花(20)、上村莉菜(20)、土生瑞穂(20)、守屋茜(19)、小池美波(18)、渡邊理佐(18)、長濱ねる(18)、原田葵(17)と、けやき坂46(ひらがなけやき)の佐々木久美(21)、加藤史帆(19)、齊藤京子(19)、高本彩花(18)が24日、都内でおおなわれた、ゲームアプリ『欅のキセキ」制作発表イベントに登場。22日・23日と山梨でおこなわれた自身初の野外単独ライブを振り返った。

 初の野外単独ライブは山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで、タイトルを『欅共和国 2017』と銘打ち開催。欅坂46のメンバーは2万5千人の観衆を前にはつらつとしたステージを披露した。

 リーダーの菅井は「欅坂46はあまり普段笑わないというイメージを持って下さる方が多いと思うんですけど、昨日は私たちにとってもすごく最初から楽しいライブになりました。花火が最後に上がったんですけど、その時に本当に感動して、また一つメンバーの絆が深まったし、一つになれた気がしました」と、思い出深いステージになった様子を振り返る。

 ステージのスタートから水鉄砲などを観客席に向けて打つなど、楽しい催しが繰り広げられ話題となったステージだが、水風船を投げていた土生は「ファンの方に当たったんですが、とてもびっくりした顔をされていて申し訳ないなと思いました。ちょっと悪いことしたなと…」と少し反省の模様。

 それでもライブの合間にはスタッフに用意してもらったバーベキューで共に食事をするなど、長濱は「すごく夏らしい思い出になりました」と楽しいひと時を回想していた。

 また、この日はメンバーが歴代作品の衣装を身にまとって登場。19日にリリースした1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』の衣装で登場した長濱は、デビューからここまでの道のりを振り返り「もうすぐ(デビューから)2年になりますが、もうそんなになるのかと思って…」と感慨深く語った。

 一方、これまでを振り返る中で原田は「よく聞かれることなんですが、あまり変わったことはなくて…でも、身長が伸びたという人は」と成長期のメンバーらしいエピソードとともに、センターを務める平手友梨奈が、4カ月で最大3cmも身長が伸びたことを明かしていた。

 ゲームアプリ「欅のキセキ」は、グループ初となる公式ゲームアプリで、グループが歩んだ成長のキセキと、メンバーが努力し続けることで起こした軌跡をたどるドキュメンタリーライブパズルゲーム。運命のオーディションから物語はスタートし、プレーヤーは新米マネージャーとしてメンバーを支え、ゲームを通して彼女らとともに成長していく。

 またこの日は、ゲーム配信日が2017年秋に配信開始となることとともに、サウンドプロデューサーとして総合プロデューサーの秋元康氏が就任したことが発表された。「2年前までは普通の学生だったのに、こんなゲームになるとはびっくりですけど、光栄です。先輩方もゲームになっているのを見たこともありますし」とこの機会に感激している様子を見せる。

 一方、このゲームではマネージャーとなるプレーヤーが、成果報酬として各メンバーの取り卸しのオリジナルビデオメッセージが見られるようになっており、現在制作中ではあるものの、この日は生披露でそのメッセージを実施。メンバーが恥ずかしそうにメッセージを語る中、渡辺梨加はあまりの緊張に声が出てこず、司会者から「ちょっと止めましょうかね!?」と慌てて突っ込みを入れられ、会場を沸かせていた。(取材・撮影=桂 伸也)

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