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美川憲一、逮捕の瞬間「ホッとした」現実を受け止めた
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歌手の美川憲一が12日放送のフジテレビ系『良かれと思って!SP』に出演し、大麻取締法違反で逮捕された当時のことを明かした。
この日の放送にゲスト出演した美川。1977年、31歳のときに大麻取締法違反で逮捕されたことが取り上げられ、美川は逮捕された瞬間など、当時について赤裸々に語った
美川は「興味本位もあった」と話を切り出し、「私はこれを吸ったことによって、気持ち良くなるんじゃなくて、眠るため」に大麻を使用したことを説明した。
ただ、実際に使用すると「熟睡するような眠りに陥っちゃうのよ」という美川は、「たまたまそれを貰ったときに『私、これ合わない』」との印象を抱いたようだ。
そして、美川は警察に逮捕された瞬間の自身の心境を伝える。「チクられたのよ。張り込まれて、8人くらい」と捜査官に踏み込まれた美川は「なんかホッとしたのよ、逆に」と、その心境は“安堵”だったと明かした。
その真意について美川は「私は根はこういうものに手を出す人間じゃないのよ。やめようって、そういう気持ちがあって」と感じているなか、海外に出かけて精神を入れ替えようとした矢先、警察に踏み込まれたことで、「ホッとしたのよ」との気持ちになったという。
裁判での話にも言及した美川は、裁判官から「あなたは素晴らしいヒット曲を出してきてる歌手ですよ」との声をかけられ、「明日から歌える場所があったら歌ってください」と薦めてくれたそうだ。
そして、名古屋の温泉場でで歌っていると「引っ込めー」との声が飛んだといい、「これが現実の言葉。しっかりと受け止めて、そこからの這い上がり」と以降の自身を思い返していた。
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